出版社内容情報
シェイクスピア[シェイクスピア]
著・文・その他
河合 祥一郎[カワイ ショウイチロウ]
翻訳
金子 國義[カネコ クニヨシ]
イラスト
内容説明
貿易商のアントーニオは親友バサーニオから借金を申し込まれる。貴婦人ポーシャに求婚するための資金がないのだ。だが、アントーニオの全財産は現在、船の積み荷となって海の上。仕方なく、ユダヤ人のシャイロックに借りるのだが、「返済できない場合は、アントーニオの肉を一ポンドもらう」という酔狂な条件つきだった。果たして、船はすべて難破し、約束通り肉を差し出さねばならなくなったアントーニオだが…。ラブストーリー、法廷劇、ヒューマンドラマ。様々な物語の魅力が詰まった、シェイクスピア作品で最も人気が高い、悲喜劇の傑作。
著者等紹介
シェイクスピア[シェイクスピア][Shakespeare,William]
1564年、イギリス中部のストラットフォードで、商業を営む父と旧家出身の母との間の第三子として生まれる。1582年、十八歳で八歳年長のアン・ハサウェイと結婚、一男二女をもうける。故郷をはなれ、1592年頃にはロンドン演劇界で劇作家として幸運なスタートを切る。1594年、新しく組織された劇団「宮内大臣一座」の幹部座員として名を連ね、俳優兼座付作者として活躍、次第に独自に戯曲を書くようになる。およそ二十年間劇作に専念し、劇作家として名をなす。1616年没
河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。東京大学大学院総合文化研究科助教授。イギリス演劇・表象文化論専攻。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)など。気鋭のシェイクスピア研究者の一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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