角川文庫<br> 新訳 ヴェニスの商人

個数:
電子版価格
¥440
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
新訳 ヴェニスの商人

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 16時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 160p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042106166
  • NDC分類 932
  • Cコード C0197

出版社内容情報



シェイクスピア[シェイクスピア]
著・文・その他

河合 祥一郎[カワイ ショウイチロウ]
翻訳

金子 國義[カネコ クニヨシ]
イラスト

内容説明

貿易商のアントーニオは親友バサーニオから借金を申し込まれる。貴婦人ポーシャに求婚するための資金がないのだ。だが、アントーニオの全財産は現在、船の積み荷となって海の上。仕方なく、ユダヤ人のシャイロックに借りるのだが、「返済できない場合は、アントーニオの肉を一ポンドもらう」という酔狂な条件つきだった。果たして、船はすべて難破し、約束通り肉を差し出さねばならなくなったアントーニオだが…。ラブストーリー、法廷劇、ヒューマンドラマ。様々な物語の魅力が詰まった、シェイクスピア作品で最も人気が高い、悲喜劇の傑作。

著者等紹介

シェイクスピア[シェイクスピア][Shakespeare,William]
1564年、イギリス中部のストラットフォードで、商業を営む父と旧家出身の母との間の第三子として生まれる。1582年、十八歳で八歳年長のアン・ハサウェイと結婚、一男二女をもうける。故郷をはなれ、1592年頃にはロンドン演劇界で劇作家として幸運なスタートを切る。1594年、新しく組織された劇団「宮内大臣一座」の幹部座員として名を連ね、俳優兼座付作者として活躍、次第に独自に戯曲を書くようになる。およそ二十年間劇作に専念し、劇作家として名をなす。1616年没

河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。東京大学大学院総合文化研究科助教授。イギリス演劇・表象文化論専攻。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)など。気鋭のシェイクスピア研究者の一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラキチ

37
河合祥一郎訳。氏の訳されたものは舞台を念頭に置いて書かれているので、生き生きとした言葉が使われていて、頗る快適な読み応えを約束してくれるのが嬉しい限りである。 以前読んだ原書も訳本(新潮文庫版)を片手だったけど、良くも悪くももっと重厚で悲劇はともかく喜劇は馴染みにくかった記憶がある。 四大悲劇が有名なシェイクスピアであるが、個人的には本作も含めた喜劇(といっても4~5作品しか読んだことがないけれど)群の方が楽しく読めると感じる。 舞台はイタリアのヴェニス、ラブストーリーを交えた法廷劇が繰り広げられます。2015/01/27

ココロココ

21
喜劇とのことだが、これが喜劇なら、皮肉のような気がする。来月の朗読会に向けて初めて読んでみた。アントーニオは心優しい。友情は尊い。2018/10/24

シャルル

16
友人の為にお金を借りて支払いに自分の肉体を請求される。 走れメロス的な感じかと思っていたらそうでもない。 うーん難しかった。 借りる方が悪いのか請求する方が悪いのか。 単純な勧善懲悪ではない。 人種や宗教関係を勉強しないと何となくでしか理解出来ないなー。 また再読しよう。2019/08/12

不識庵

16
初めてこの戯曲を通して読んだ。金貸しのシャイロックは、主人公アントーニオに証文どおり身体の一部を要求する。背景にはユダヤ人である自らに、浴びせられてきた嘲笑や誹謗がある。彼にとっては、主流派に復讐する千載一遇の機会である。ユダヤ人を社会のマイノリティーや、組織の少数派などに置き換えたらどうだろう。シャイロックをただの悪辣な人物としては見られなくなる。華やかな音の調べで終幕するが、シャイロックの姿が離れない。2018/01/09

マカロニ マカロン

15
個人の感想です:B。2005年発行の新訳版。訳者あとがきに「上演を目的として、原文のリズムが持つおもしろさや心地よさを日本語で表現するように努めた」とあるように、音読すると、とてもリズムよく楽しく読むことが出来る。このストーリーは人肉裁判の部分しか知らなかったが、ポーシャとその侍女ネリッサが夫に指輪をネタに、寝取られをほのめかすシーンなどは本作が喜劇に分類される要件となっていることが分かった。セリフも結構R18的なものが出てくる。「訳者あとがき」が非常に興味深かった。2018/11/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/483901
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。