内容説明
婚約者を事故で亡くした弓子は、上司の薦めで見合いをした。羽室裕也は好青年で、羽室家も完璧な円満家庭にみえた。だが弓子の中では次第に違和感が膨らみはじめる。姉弟が父娘がそして夫と姑が……近親相姦も平然なおぞましい化け物連中だと気づいたとき、弓子はすでに恐怖の館の囚われ人となっていた!(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
riri
4
はじめましての作家さん。ラスト、えーーーーー!家族ってなんだろ。家族大好き!という人には刺激が強すぎる物語かもしれない。家族に対して冷めた感情をもつわたしは物語として普通に楽しめた。2014/12/18
ひろ
3
締切とかページ数に制限があったのか強引に終わらせた感もありますが、普通に面白かった。怖いところに嫁いだものだ。 あんまり関係ないが、気づけば森村さんもかなり高齢なんで長生きしてほしいですね。2013/10/03
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん
2
沖野さんの手紙で驚愕!そして最後の一行がまたすごい、恐ろしい・・・2017/10/31
ブゥりん
1
わりと短いし内容もおもしろいからすぐ読めた。こわいーって思わず声に出してしまうくらいの緊迫感。 最後いいかんじに終わってホッとしたのに、あの締め括りはキツいわー だから最後の最後は私の中ではなかったことにして、ハッピーエンド。無理矢理!
moga
1
怖かった。「ホラー小説」のランキングなどにはでてくることはないような気がするがオススメ度は非常に高い。薄気味悪い、完成されたホラー&ミステリーでした。2013/08/30