内容説明
四天王に守られた帝釈天の幻を見たお大の方は、無事、竹千代を出産する。「家康に過ぎたる者」といわれた本多平八郎忠勝を中心に、弱小大名・松平家と徳川家康を支えた三河武士「四天王」の活躍を描く長編歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
57
上下巻の上 本多忠勝が主人公かな 一昔前の、おじさんが読む歴史小説、という感じ。鈴鹿の山賊がいつも都合よく助けに来る。本拠地、釈迦ヶ岳(懐かしや2023/12/07
YONDA
14
他の方の感想にもあるように、ベッドシーンが多く気を削がれる。が、忠勝を主人公とした話しはあまり読んだことがないので面白い。忠勝の武のイメージが強めになっているので爽快である。「徳川四天王」という題なので、下巻は忠勝から井伊や榊原に中心が移ってしまうのかな?でも、忠勝は長生きしたからこのままなのかな?蜻蛉切りの出番が増えることを願って下巻に向かいます。2018/06/19
奈良 楓
3
徳川家康を支えた武将の徳川四天王にスポットをあてた本で、賤ヶ岳の戦いまでを描きます。家康=狸親父のイメージで好きではないのですが、これだけの武将たちが真摯に仕えてきたのは家康もずるいだけの人間でないのだとイメージ改善。面白かったのですが、肝心なところではサブキャラクターの鈴鹿の一味に助けられる展開は少々残念です。2014/10/05
ホームズ
2
本多忠勝を中心にして徳川四天王の活躍を描いてますが基本的に忠勝ばかりですね(笑)榊原康政も少し活躍してますが(笑)忠勝と麻子や阿子などの鈴鹿衆との関係が微妙・・・。必要なのかなって感じです。まあ多少は女っ気がないとつまらないってことですかね(笑)徳川の家臣団は興味あるんで楽しめました(笑)2009/04/26
タケ
1
徳川四天王というか「本多忠勝物語、時々四天王のほか面々、エロもあるよ!」な内容だった…下巻はもう少し四天王の活躍があるのだろうか。三方ヶ原の酒井の大太鼓がスルーされるとは…2012/01/06