綺麗になる古典美人道

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綺麗になる古典美人道

  • 著者名:大塚ひかり【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 小学館(2014/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093876988

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内容説明

『ブス論』著者による古典モテ論エッセイ。

平安時代にも江戸時代にも「美容書」はあった! 紫式部は、モテ色とブス色の秘密を知っていた! 竹取物語のころから、毛穴は忌み嫌われていた!! えっ、洗わない洗顔って、実は、平安時代からあったの!?  ……などなど、現代にも通じる部分が多い古の“美人道”を、『源氏物語』をはじめとした物語文学などを題材に、古代~平安~江戸時代の具体的な美容法や恋愛テクを例に挙げつつ、わかりやすく面白く浮かび上がらせた古典美容エッセイです。’02年5月号より雑誌「美的」で連載された「ニッポンの美意識のルーツをたどる 大塚ひかりの古典美容道」の単行本を電子化。

目次

モテる美人の作り方―物語と父が育む平安の美女
ニキビがひと晩で治る―平安貴族の秘密の美容本
美容という快楽―「化粧する独身女」への悪意
モテ色、ブス色―『源氏』の女君に見る色の効能
香る体―ブス妻末摘花のエロス
鏡―美女と文学発生の母胎
愛のまじない―平安医学書が鋭く愛憎術
不眠―眠れぬ平安貴族女性の秘密
変身願望―願えば叶う?究極の美容整形
カラーリング―許せる?許せない?白髪の恋〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウユウ

45
初期の著書より丸くなった大塚ひかり氏。パンチは減ったけど、読みやすくなりました。これは女性美容雑誌『美的』での連載とのこと。平安時代と現代の共に美を求める姿勢の類似性に驚きました。2015/07/09

ユウユウ

37
気づかなかったけれど再読でした。古典題材の美容エッセイ。後半やや息切れ感あるも面白いです。2017/07/07

ゆい

7
エッセイとかあまり得意ではないのですが気になっていたので読んでみました(*^^*)へー、なるほど!と思える知識もあり、次から古典を読む時には違った読み方ができそうです(*^^*)2015/09/20

ず〜みん

3
美容中心の平安時代(後半はそれ以降の時代)のエッセイ。健康的な肌から色白が美しいとされた歴史、お歯黒、香り…鉛の白粉は健康に害があるけれど、それ以上に漢方の知識をフルに使って健康的な生活を送る貴族たちは現代の「健康の為に食生活に気を使ってるヘビースモーカー」みたいな人間くささがあって好感。2018/08/04

餅くま

2
図書館で面白そうだと手に取りました。昔から女は美容に振り回されながらも、美しくありたいと努力していたんだなと思いました。2024/03/03

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