新潮新書<br> 字がうまくなる―「字配り」のすすめ―

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新潮新書
字がうまくなる―「字配り」のすすめ―

  • 著者名:猪塚恵美子【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2012/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106102004

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内容説明

「どうせ悪筆は直らない」と諦めるのはまだ早い。読むだけで効く、書いてみて驚く、最短距離の文字上達術。大人の文字は、いまさらペン習字やなぞり書きでは上達しません。でも8つのルールをおぼえるだけで、字は見違えるほどうまく見えるようになるのです。手紙から伝票、履歴書、宛名書きまで、仕事や暮らしの場面ですぐに使える実例集つき。「字配り」こそ気配り、その極意と効果をお試しください――。

目次

第1章 手書きの効用
第2章 楷書と行書
第3章 美しいペン字を身につける
第4章 字配りのすすめ
第5章 縦書きで楷書
第6章 縦書きで行書
第7章 横書きで楷書・行書
第8章 実用編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

57
ワープロやパソコンのワード機能が発明され文字を書く機会が減ってきている。年賀状などは、そのほとんどが裏も表も印刷され、おまけに全く興味を見いだせない子供がピースサインをおくっている。印刷された年賀状に20歳位で美形のお嬢様の水着写真の印刷であれば眼にも止まるだろうが、それ以外は紳士服のコナカ、トヨタ自動車の新年DMや地元の選挙候補の賀状と同様に眼にも止まらない。(パソコンスキルを駆使し作成した人には悪いと思うが)やはり手書きを貰えば、有難く思え嬉しくもなる。今年は手書きだ。そんな風に考える人は読むべきだ。2013/11/22

ちくわん

22
2007年1月の本。字をきれいに書くのではなく、文書全体を読みやすく見えるように工夫して書く。字の大きさ、字間、行末揃え。考えながら書く、ゆっくりペースで。縦書きが基本だが、実生活では横書きがほとんど。自分が書いたものが読みやすく見えるか、評価・反省しながら実践しよう。役立ち。2021/02/13

けいこ

15
悪筆でも字配りに気をつける事で、とても文章が読みやすくなることが分かりました。字配りの話も良かったけど、明治以降に活字の教科書が出来てから、厳格な漢字の書き方が出来たとの事。江戸時代までは同じ字でも様々な書き方があったらしい。線が一本足りなくても気にしなかった。おおらかで羨ましいです。2019/05/28

A.G

15
就活の面接の際、「履歴書の字が汚いね」と言われて無性に腹が立ったことがあった。しかし、あとで読み返してみると想像以上に汚かった。(笑)次の履歴書からは丁寧に書くことを意識すると、「君の字は読みやすい」と言われた。その時、丁寧に書くだけで字の印象はここまで変わるのかと驚いた。よりきれいな字を書こうと思い、なぞり書きでも始めようかなと思っていた時期にこの本に出会えてよかった。もし本書を読んでいなかったら、小学生の頃のように、あの薄い字をなぞりまくっていただろう。(笑)2017/01/31

0607xxx

11
一つ一つの文字ではなく、第一印象の文全体を整える字配りの考えはなるほどなと思いました。丁寧に書くコツは、やっぱり、ゆっくりと丁寧に書くことなんだなと思う。2015/03/03

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