日本有事

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日本有事

  • 著者名:兵頭二十八
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • PHP研究所(2013/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569657912
  • NDC分類:392.1

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内容説明

2006年10月9日、北朝鮮が地下核実験を強行。北東アジアが一挙に緊迫した。日本は有事を前提に核による都市攻撃の可能性も視野に入れる必要が生じている。実際に北朝鮮が核保有国なのかどうかは別にして、日本は隣国として自国の安全保障を再考しなければならない。また、日米安保が未来永劫担保されるのか。現行憲法のあり方を含めて再考し、国民的議論の俎上に載せるべきだろう。戦後、占領下でマッカーサーに押し付けられた憲法を半世紀以上も守る必要があるのか。著者は、占領軍に押し付けられた憲法は国際法に違反し、日本国憲法は改正ではなく、成立無効とすべきだと説く。さらに、将来想定される日中の衝突に関しては、戦争とは呼ばずに台湾、沖縄を侵略する危険性を指摘する。歴史観をベースに、現実的な視点から、日本の有事、安全保障を忌憚なく論じた。平時にこそ有事を考える。その意義を教えてくれる一冊である。

目次

第1章 「2008年の朝鮮半島」はどうなっているか?<br/>第2章 核の威力を正しく知り、それに備える<br/>第3章 シナVS日米開戦の可能性を探る<br/>第4章 北鮮問題と中ソのちょっかい<br/>第5章 “陸・海・空”自衛隊の戦力とロ・シナ軍の特性<br/>第6章 マックKEMPOHという悪夢から覚めよ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

oligarchical

0
あまり、評価された本ではない。その辺のネット右翼と、正直あまり変わらないレベルである(勿論、ある程度の参照や勉強はしているのであろうが、少々考え方がずれている)。右翼革命型。核武装をして、憲法を変えるのはいいとしても、すべてoverturnではなく、良いものへの「漸進」をする「政治」が必要であり、その結果としての憲法改正や核武装である。しかし、「政治」の全体を俯瞰すれば、そこにはこのような急進派もいなければ困る、のは認めざるを得ないけれども。2010/09/25

兵衛介

0
この人の持論で教育勅語を諸悪の根源として目の敵にしているが、どうも考え過ぎ、飛躍し過ぎではないかと思う。2009/07/27

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