ハーレクイン ばら咲く季節に

著者名：ベティ・ニールズ【著者名】/江口美子【翻訳者名】

ハーレクイン（2014/02発売）

• ISBN：9784596902252

内容説明

フローレンスは牧師の娘。病み上がりの母を世話するため、少し前に病院勤務をやめた。母は健康を取り戻しつつあるが、家計は苦しく、高名な外科医フィッツギボンのもとで働くことになる。ロンドンでの仕事は面白かったし、給料も驚くほど高額だ。有能なフィッツギボンにも好意を抱き始めたフローレンスだったが、彼はいつも冷ややかでそっけなく、仕事以外の話をしようとしない。しかも、結婚を前提に交際している女性がいるようだ。きっと私のことなんか全然関心ないんだわ――と、フローレンスが後片づけを始めようとすると彼が突然言った。「食事に行こう。仕事の後はリラックスしないとね」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

毎回よくぞこれだけ同じヒーローが書けるものだと逆に感心します。ヒロインに若干の違いはあるものの、ヒーローは全く同じなんだよね。始めの頃は純粋なヒロインと思ってたけど、実はそれなりに自分に自信を持ってて、いい服が欲しいとか、ヒーローを見返してやろうとか、姑息なことをちょくちょく考えるヒロインで、毎回”彼女は先生に合わない”ってセリフがあるんだけど、自分ならいいと思ってる感がありありで、ちょっと精神的Mでボンクラな先生と、心優しいけれど、実は自意識が若干過剰気味のヒロインとで、お似合いなのかもしれない。

2014/06/29

[びわ]

相変わらずなべティ。美人の牧師の娘看護師ヒロイン。なに考えてるんだかわからない無愛想ヒーロー。ヒロインが辞めるといったときのヒーローの対応がなあ〜。恋してなくてもショックだろうな。ヒーローがなかなかプロポーズしないでグズグスしてるのがイライラ(-_-#)もう少しロマンチックにお願いしたかったなあ〜べティヒーローには無理かしら…。

2014/02/16

[rokoroko]

フローレンスの恋。あらあらオランダに行かない今回の話。美しい牧師の娘と顔から感情を読み取れないドクターのしっとりとした話でした

2014/02/10