これは恋のはなし（１１）

著者名：チカ【著】

講談社（2014/08発売）

• ISBN：9784063807066

内容説明

入院していた母親の突然の帰宅に戸惑いを隠せない遥（はるか）。その母親が取り乱したとき、遥を守ろうと必死になるけれど、どうにもできない杉田（すぎた）。そして、駆け付けた真一（しんいち）は初めて遥に対する本当の想いを語りだす。恋と呼ぶには幼かった感情と恋とは呼べない同情の気持ちから寄り添ったふたりがたどり着いた結末とは……。そう……これは恋のはなし。ついに完結!!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[すみの]

完結。つくづく良い男は年をとっても良い男なんだなあ～。もう、こんなに若いお嫁さんをもらっちゃって！オメデトウ！！そして杉田くんは詩子ちゃんにうまく言えるんだろうか？（笑）巻末４コママンガの『殴られる男』、『生真面目な男』・・・良かったです。

2014/09/07

[パンジャビ]

いい話だったな。真一も遥も、お互い出会えてよかったね、という。遥が美しすぎ！最後は娘がいてビックリしたけど（笑）すごく話が綺麗に終わったと思う。3人で歩いてる絵がラストとか。今までも見開きで2人で歩いてるシーンが2回あった気がするけど、そこと対比されてて幸せが伝わってくる。いつの間にか杉田君と詩子もまとまりそうだし。真一たちの周りのキャラもよかった。しかし、真一、20歳まで我慢したの？！乙！16で結婚しちゃえばいいのに。あと綺麗な真一も本編では3巻ラスト〜4巻冒頭でしか拝めず残念。あ、あと表紙か（笑）

2015/05/31

[ソラ]

ついに完結。遥母が出てきて嫌な感じはしてたけど…。ただ、これで一気に進展したなぁと。杉田じゃないけどあの時だけはオッサンかっこよすぎでしょう。

2014/07/12

[イーダ]

ある日、庭に猫が迷い込んできた。その猫は知らぬ間に居ついてしまい、ずーっと一緒に過ごしていた。そして、その猫と同じように、一人の少女もずーっと男の側に寄り添うようにしていた…と、そんな事を考えてしまいました。違うのは少女は成長し、美しくなっていったという事。どちらも純愛を貫き通したという事。家族の無かった男に家族のような賑わいをもたらしたという事。読んでいて、色んな想いが頭を過ぎります。あー、遥パパ、あの鉄拳は当然でしょうねーｗ　でも、真一の過去が無かったら母親にあそこまでは言えなかったでしょうし、（続く

2014/07/12

[月子]

終わっちゃった。 みんなそれぞれ幸せそうでよかった◎

2015/01/20