内容説明
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、マーラーなどの14曲、これこそが死ぬまでに聴いておかなければならない曲だ! 1曲ごとにCDを厳選して特徴を丹念に解説する。クラシック音楽がもたらす豊かな潤いを感受しながら生きていくためのガイドブック。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
まえがき
第1章 死ぬまでに聴いておくべき厳選曲全14曲
1 アルビノーニ『オルガンと弦楽合奏のためのアダージョ ト短調』──込み上げる深い悲しみ
2 バッハ『無伴奏チェロのための6つの組曲BWV1007-1012』──チェロの奥深い響きによる呼吸
3 バッハ『マタイ受難曲BWV244』──人類が生んだ最も崇高な音楽
4 バッハ『アリアBWV1068より』──寛容さ優しさと慰め、そして希望
5 モーツァルト『ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲」』──珠玉の美、チャーミングな音たち
6 モーツァルト『ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467』──日常の俗世を離れた清楚な美しさ
7 モーツァルト『交響曲第40番ト短調K.550』──やるせない悲しみの疾走と怒り
8 モーツァルト『レクイエム(死者のためのミサ曲)ニ短調K.626』──死を目前にした魂の叫び
9 ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」』『ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」』── 模索し昇華されたかたち
10 ベートーヴェン『交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」』──苦悩から歓喜へ
11 フォーレ『レクイエム(死者のためのミサ曲)Op.48』──楽園への扉、洗練された陶酔感と天国的な美しさ
12 マーラー『アダージェット』──官能美、この世のものとは思えない美しい時間
13 バーバー『弦楽のためのアダージョ』──とりかえしのつかない追悼の響き・祈り
第2章 年代順・作曲家別、なるべく聴いておくべき曲
グレゴリオ聖歌から武満徹まで
演奏者一覧表
参考文献
あとがき