祥伝社文庫<br> 女のとなり

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祥伝社文庫
女のとなり

  • 著者名:乃南アサ
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 祥伝社(2012/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396333058

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内容説明

好、妾、妖…女のとなり、つまり女偏のつく漢字。眺めると「いるいるこんな人」「えっ、こんな人が」と頷かされたり、驚かされたり。当代一の観察眼を持つ著者にかかるとあなたの隣人が小説より奇なる存在となる、ハラハラどきどきの好エッセイ集。

目次

ため息の果て<br/>ケンちゃんとお母さん<br/>女の敵は…<br/>コンビニの功罪<br/>バブルがはじけて…<br/>笑えない<br/>「男っぽい」の罠<br/>こころざし<br/>ほめ上手<br/>招かれざる<br/>ときには、まあまあ<br/>女の居場所<br/>ヘンな二人<br/>白い腕<br/>怪談<br/>か弱いひと<br/>あととり娘<br/>どうしちゃったの<br/>装うためでなく<br/>愛さえあれば<br/>とかいって<br/>美声<br/>ここだけの話<br/>お揃い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェロ

4
女のとなりとは…女偏のつく漢字。意味や由来がなんとも強烈だった。どなた様が作ったかは知る由もないが、嫌な感じと思える物も多かった。そしてエッセイに登場する女性たちだが、呆れたり、痛かったり、哀れだったり…乃南さんの観察力も切り口もさすが!ここまでそろえられると拍手、これが男の話だったら嫌気がさしたかも。2015/07/01

Hula

3
★★★★☆2023/12/05

しのぶ

3
女偏のつく漢字に関連して著者の周囲の女性達を描いたエッセイ集。傍から眺める側だから面白く読んだがかなり辛辣かな。2015/04/22

きんぎょっち

2
女偏の漢字にまつわるエッセイで、身の回りの女性についてのアレコレを考察していて面白いが、これまでのエッセイと同じで、相変わらず作者本人が見えてこない。自分の人生の軌跡をまったくからめず、あくまで第三者的立場から見た女性たちを書いている。 「自分の経験や魅力や能力をさりげなくアピールしたい」というのが女性作家の特色といえると思うが、彼女はそういう女性特有のナルシシズムとは無縁で、無色透明だ。そこが物足りないと思う人間も多いだろうが、それが彼女のエッセイの特色ともいえるのだろう。2016/02/03

なつめ

1
ふむふむ、なかなか面白い。 いろんな女性がいて、私の周りにも似たような人が沢山いて とても共感できる。漢字の説明も納得できてなかなか良い。 この本を、ただの悪口と思う人もいるみたいだけど一般人が 口に出せば悪口。でもこれは本だから・・。 ああ、、、自分が悪いわけじゃなくいろんな人が居るのだと 安心できた。乃南さんはやはり読みやすくて面白い! 2014/12/23

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