角川ビーンズ文庫 やさしい竜の殺し方 〈２〉

著者名：津守時生

KADOKAWA（2014/12発売）

• ISBN：9784044117207

内容説明

美貌の元聖騎士アーカンジェルと幻獣王ウランボルグ。幻獣退治の仲間として出会ったふたりだが、ウランボルグはアーカンジェルに「愛してる」と告げ、彼を困惑させる。だが、真摯な思いがアーカンジェルの心の傷を癒し、互いの心の距離が縮まった……のもつかの間、ウランボルグの体に不穏な変化が現れる。そして、無慈悲な運命がふたりに襲いかかることに──！　「愛してる」は最強呪文──剣と魔法のファンタジー第二弾！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nana]

再読:アーカンジェルもおじいちゃんのように長生き…しないか(^^;;

2014/05/19

[あき☆ブラック・ベア]

今回は出だしが姫さま最大のネガティブ思考から始まってしまうので少しつらい。アークの過去を語らせるために姫さま踏み台にされてるなーと少し苦笑する。まあそこを過ぎれば通常運転のクローディアなのでまた読みやすさが戻ってきた。話自体は相変わらずシリアス。アーク関係がギスギスしてるけど守ってくれる仲間がいるっていいね。まだ出会って大した時間は経っていないはずなのに絆が凄い。とは言えこのパーティー、キャラが固定化しすぎるからこそのウルの能力とも言えるのかとも思ってしまった。マンネリから脱せられるよね違うキャラ投入。

2024/05/06

[ぬここ]

割とあっさりツンデレ聖騎士がオチたｗ　もっとグダグダすると思っていたのに、意外と早い。魔道王とのくだりも、前王が贄になることもウルを生かすための伏線ではあったものの、この時のアークの行動が先々の伏線になるとは思わなかった……。

2011/11/21

[つかさ]

第一部〜完〜。「愛してる」は最強呪文。これに尽きると思います。このお話のドラゴンはすごく愛おしいです。愛が大きくてかっこよくてどこか可愛くて。こんな愛を注がれたらほだされるしかないと思います。ほんとにね。やっぱり大好きなお話です。

2016/08/17

[朝倉千里]

やっぱダンタリオン好きだわ……。アーカンジェルもいいけど、ダンタリオンはもっといい。

2014/05/17