内容説明
漢（かん）から多大な援助を受けている呼韓邪単于（コカンやぜんう）を許せず、兄・呼屠吾斯（コトガス）は?士骨都候（シッシコットコウ）単于（?士単于）を名乗り、反旗（はんき）を翻（ひるがえ）す。処刑されるべき波留且?（ハルショテイ）は出かけていた。追っ手がかかり、阿沙那（アシャナ）は天神（テングリ）の御使（みつか）い・飛天（ひてん）に導かれ馬を駆って、愛する波留且?、一緒に匈奴（きょうど）を平和にしようと誓った波留且?を逃がす・・・再会の望めぬ別れ。阿沙那に咎（とが）めはなかった・・・単于の正当性を証する巫女姫（みこひめ）ゆえ。戦乱に落ちた草原・・・二年前自害した阿沙那の母（前の巫女姫）の預言（よげん）――呼韓邪単于は地を割る男――が現実のものに？ 嫉妬（しっと）の炎を燃やす迦連都特（カレントトク）は、攻め寄せる波留且?との一騎打ちに臨む！ 広大な草原を舞台にした一大叙事詩、感動の完結編！！
感想・レビュー
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punto
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追記。2006/11/19
こんこん
0
ほらやっぱり、と思わなくもないけれど、むしろ悲劇は弟様だよなあ、これ。ラストは草原を駆け抜ける風に相応しく。2011/10/15
