Gファンタジーコミックス<br> ひぐらしのなく頃に 祟殺し編2巻

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Gファンタジーコミックス
ひぐらしのなく頃に 祟殺し編2巻

  • ISBN:9784757517127

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内容説明

殺す――――あの男を殺す。
昭和58年、雛見沢。
圭一は仲間達と楽しい日々をすごしていた。しかし大石刑事――オヤシロさまの使いが姿を現すとともに何かが変わり始める。沙都子の突然の不登校。原因は彼女の叔父・鉄平が雛見沢に舞い戻ったことにあった。体に残る多数の痛ましい虐待の跡。圭一は自分の無力さを思い知らされる。沙都子のためにできること、それは、あの男の抹殺。そしてその先には最大の惨劇が…。
300ページを超える超ボリュームにて「祟殺し編」ここに完結!
(C)竜騎士07/07th Expansion (C)2005-2006 Jiro Suzuki Special Thanks:TYPE-MOON

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

104
人間的な憎しみというものを塚本邦雄の短歌によって知った。とりあえずそれは虚構の中。沙都子にとって、叔父の虐待に耐えて行方不明の兄を待つことが生きる目的になっている。発作的に泣き喚く沙都子に、圭一は虐待を知りながらどうすることもできない無力を噛みしめる。児童相談所には事実が伝わらず、村を牛耳る園崎家も動かない。圭一よ怒れ、沙都子のために兄・悟史に代って叔父をぶち殺せ。抑えていた憎悪の爆発…この大きな意志は祭か戦争か。カタストロフへとなだれ込む結末では、憎しみの氾濫に歪む人間の顔に息を呑む。画力に圧倒された。2020/07/17

流言

46
これに対する解答編など存在するのか? ”ひぐらしのなく頃に”問題編最終章。敵が人間、という恐怖は前二作とはまるで異質のモノ。無論前二作においても裏で糸をひく存在はあったのだろうが、それでも”沙都子の叔父”というわかりやすくむき出しの敵意は恐ろしい。超常現象でもなんでもない、人間の悪意であればこそ人間のルールでないと解決できない。神は助けてくれないし、プリミティブな手段で解決することもできない。壊れていく世界。この理不尽な世界に、明確な”解”があるとも思えない。どう決着をつけるのだろうか。2013/12/06

MINA

10
結局、圭一が沙都子の叔父殺したのは現実なのか幻覚なのか同時にお祭りにも参加してたってどゆことなのか。圭一がガスの被害受けず助かったのは何故なのか。2020/07/09

読み人知らず

10
最終巻です。祟り殺される。神様が憑いてしまったのか2015/06/04

十六夜(いざよい)

10
沙都子の話から、雛見沢全体の事件?まで。この作品が一番謎が多い。結局何がどうなったのか全く分からず仕舞いだったが、解決編で本当に解決するのだろうか。圭一、沙都子の為に頑張ったのに、報われなかったな…。2015/01/01

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