内容説明
期せずして灰海で生涯の敵と巡り会ったセドリックは、しかし同時に彼と自身とに秘められた“精霊王”の力が諸刃の剣であることを知る。殺さねばならない。けれど、殺したくはない―。葛藤するセドリック。一方、アンブローシアはセドリックとの再会の約束を胸に、暁帝国へ亡命するガリアン難民隊に同道する途中、アラベスカと遭遇、進軍する帝国軍に随行することになる。スラファト軍と交戦状態に入った流星軍、セドリックのいる“灰海”を目指して。―やがて灰色の地が炎に包まれることも知らず!!本格異世界ファンタジー火急の第7弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
13
うわあああ、とんでもないところで8巻へつづく、ですか? こんな展開だったら読むしかないではありませんか! それにしても、セドリックの人のよさには呆れてしまいます。魔法銃を使っているときは格好いいんだけどな。2013/07/09
藍
1
スラファト側のキャラクターが描かれるにつれて絶対的な悪というのは存在しないんだということがわかってきます。私はミトも好きだなーと思ってしまう。これまでの登場人物も集まってそろそろ物語は佳境でしょうか2014/02/07
yumi
1
いつまでが神話や歴史でいつからが過去か。現実を思い返してやるせなくなった。この物語でその難問に決着は見られるのだろうか。2011/07/07
deltazulu
1
チャンドラース……学生の頃の楽しい一時と、恋人と結ばれた日のことが、なんと悲しく映ることか。理想と現実を知りながらなお理想を追う彼の姿に惹かれる。でも、先が見えすぎるが故に動けなくなる彼は、この戦いでどうなるかしら。これまで関わった人たちとの再会は嬉しかったけど、スパイの不安はあるし、何より、エルウィング……どうなっちゃうんだ?2010/08/16
フィヨンカ
1
あの二人、生きてたのか。2009/08/24
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