内容説明
「開目抄」講義の開始にあたり、池田名誉会長は綴っている。「日蓮仏法の精髄と、その正統教団である創価学会の正義を語っておきたい。そして、創価学会の魂の根幹を残していきたい」と。佐渡流罪という大難の渦中において「開目抄」等の重書を御執筆され、「民衆救済、人類救済のための楔」を打たれた日蓮大聖人。その不惜身命の実践の魂が、「主師親の三徳」「本因本果」「誓願」「法華経の行者」などの多彩なテーマに基づき、名誉会長によって縦横無尽に語られている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロビン
13
日蓮大聖人の御書の中でも最重要書の一つ「人本尊開顕の書」開目抄を、池田先生が講義されたもの。改めて、流罪された極寒の佐渡、寒風吹きすさぶあばら家である塚原三昧堂で「流人なれども喜悦はかりなし」と迫害に屈さないだけでなく、人類救済のための書である開目抄を書き著された大聖人の大境涯に圧倒される。「日蓮が法華経の行者ならばなぜ諸天の加護がないのか」等世間の疑問に対して、経文に即して、ご自身の受けられた迫害の意味をつまびらかにされていくが、迫害を覚悟で一身を賭して民衆救済の法を広めんとする誓願こそその眼目である。2023/10/17
ロビン
11
佐渡流罪中に執筆された「人本尊開顕の書」のご講義。主師親の三徳、五重の相対、三類の強敵、二乗成仏、悪人成仏、女人成仏、願兼於業ー法華経の重要な教義を説かれながら、日蓮大聖人が法華経の行者として受けられた大難は経文の通りであること、迫害を覚悟で弘教していく、民衆救済の深き誓願こそが重要であることが宣言される。五濁悪世の末法において法華経を説きあらゆる人に内在する仏性を信じ抜くことは「難信難解」であり、その実践は「六難九易」と言われるように難事中の難事である。凡夫であるからこそ果たせる使命を全うしたい。2024/03/04
Ikkoku-Kan Is Forever..!!
3
千歳に向かう機内にて、法華宗のとある若い坊主と隣席。不本意に本を上の棚にしまい込んだらしく手持ち無沙汰の様子。自分の手には、ジョーン・ロビンソンの〝When Marnie Was There〟と池田大作『開目抄講義』。熟考の末、後者を手渡すがなぜか峻拒され、前者と交換。自分で読む。先日、某寺の境内にて件の坊主と再会。そのことを思い出し再読する。「一心欲見仏」を「一心に仏を見る」「心を一にして仏を見る」【因】「一心を見れば仏なり」【果】と転読して「本因本果」(義浄房御書)をいう箇所は、なるほどそう来るかと。2016/09/22
微
0
六難九易って単純な立て分けだと思ってました。ですが、深い教えだからこそ難しく、末法に弘めるべき教えなのだと釈迦が伝えている、という意味合いである事が分かり、勉強になりました。2014/03/16
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