新潮新書<br> 池波正太郎劇場

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新潮新書
池波正太郎劇場

  • 著者名:重金敦之【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2012/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106101632

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内容説明

鬼平こと長谷川平蔵、老剣客・秋山小兵衛、そして仕掛人・藤枝梅安――。池波正太郎の作品が読者を惹きつけてやまないのは、登場人物のキャラクターとそれを描写する「ことば」に魅力があるからだろう。本書は、小説だけでなく、脚本やエッセイにも広がる多彩な「池波ワールド」を、作中の登場人物たちと、作家・池波を取り巻く実在の人々を手がかりに探索していく。「人間 池波正太郎」の生い立ちから、作品誕生の舞台裏まで描いた、池波正太郎読本の決定版。

目次

1 家族と師、そして友人(母・鈴;父・富治郎 ほか)
2 闊達自在に動く登場人物(「鬼平犯科帳」;「剣客商売」 ほか)
3 歴史の光と影を彩った人たち(強運の人、徳川家康と真田家の血脈;大石内蔵助と堀部安兵衛の奇縁 ほか)
4 食卓の演出家たち(精妙の芸 吉川松次郎―松鮨;実直な正調 今村英雄―いまむら ほか)
終章 二十一世紀への遺言

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

25
池波さんの経歴の部分は良かったです。また作品の登場人物の紹介はコンパクトながら上手く書かれており、久しぶりに池波さんの作品を読みたくなりました。また食べ物の話も面白かったです。2024/01/08

ドナルド@灯れ松明の火

17
元編集担当者の目で見た池波さんとその代表的作品の紹介。紹介された池波さんの作品は既読だし、書いてあることもほぼ既知であったが、きちんと整理されているので池波ファンが読んでも納得できると思う。どちらかというと池波さん入門者向けかもしれない。行きつけのお店・主人との関わり合い方は流石と再認識した。 お薦め2017/05/02

こう

1
多分、10年後も20年後も、いやいや50年後も池波作品は読み継がれていくと思う。僕らの世代にバトンタッチしようとする人々が沢山いるからね。この本も、そうなのだ。2010/04/28

半べえ (やればできる子)

0
★★★★2009/08/11

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