内容説明
「死んでも責任取れません」 潜入派ライター草下シンヤが、今度はアジアのドラッグ地帯に殴り込み。 インド、ネパール、タイ、カンボジア、ミャンマーなどを徹底取材。 インドではヘロインの禁断症状に苦しみ、ネパールでは幻覚キノコに「こんにちは」、ミャンマーでは世界屈指の麻薬の生産地帯「ゴールデントライアングル」への潜入を試みる…。 世にも危なくて、案外、明るい、ドラッグ旅行記、ここにあり!
目次
インド・ネパール 監禁編
ミャンマー ゴールデントライアングル潜入編
タイ・カンボジア・初バックパッカー編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
13
★★★Audible。2017/12/13
活字@れつだん先生
1
インドはハマるととことんまでとは聞いたことがあるが、確かになと思った。日本とはあまりに違いすぎる。良くも悪くも。監禁の話は恐ろしくてドキドキした。文字にするために体験する。厄介そうなことに自分から進んでいく。本当に素晴らしい。ミャンマーで大麻栽培レクチャーは笑ったが、その後の話は震えた。軍事政権恐るべし。エムとファンの話は切ない。よくできた紀行文。感動しました。2023/03/18
なつのおすすめあにめ
1
アジア旅行記として楽しみました。アジア旅行、あこがれるけど百パー体調壊しそう……。2018/10/06
kudou812
1
タイトルとジャケからするとかなり明るい内容だった。アジアに余り興味がなく手に取るまで少し億劫だったが異様にアジア旅行に興味を持たせてくれた。タイもそうだがインドもいいかなと。ネパールは何となく恐い気がした。ゴールデントライアングルの印象が強いのかな。停電がよく起こるから大時計の真ん中に電池時計を埋め込んだオブジェには発想力でとても敵わないな。2012/10/09
永月莎夜(ながつきさや)
1
ドラッグ関連にアジア(特にインド)旅行本が好きな私には二粒美味しい本。だだ、そうでない人にも薦めたい。『インドは死んでも行きたくない』『ドラッグまるで興味なし(市販薬すら嫌う)』人が『これは面白い』と絶賛していたから。著者の人柄も大きいと思う(とある縁で呑み会の末席に参加させていただいたが、『ひとつとはいえこの人本当に年下なんだろうか』と思うくらい器が広かった。裏の〜の取材やこうした旅行などでの成長も大きいのだろうけれど、素質がなければこうはなれないと思うし)。また効果的な写真の使い方や、本に仕掛けられた2008/11/21