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内容説明
ベストセラー「ロジカル・シンキング」(2001年刊)の著者による待望の続編。ブームの先駆となった前者のツールを応用して、ビジネスパーソンに必要な文書作成の技法を紹介する。
【主な内容】
第1部 メッセージの組み立て / 第1章 組み立ての準備 / 第2章 本論の組み立て(1)─ロジカル・シンキング概説 / 第3章 本論の組み立て(2)─ロジカル・シンキングの実践 / 第4章 導入部の組み立て / 第2部 メッセージの表現 / 第5章 組み立ての視覚化 / 第6章 メッセージの日本語表現
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ビジネス書三昧本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
20
ロジカル・シンキングの続本。改めて自分のライティングスキルの不足を痛感した。前書でも出てきたMECE、So What/Why Soを組み合わせて形成した並列型・解説型の論理パターンをどのように文章に落としこむか、分かりやすく説明されている。あとは練習あるのみ。以下、備忘録:基本要素は「書き手」「読み手」「テーマ」「答え」「期待する反応」の5つ。「テーマ」を答えるべき問いに置き換える。文章の解読を避けるために、導入部を読み手の道しるべとして活用し、本論では具体的に、論理的に正しく、簡潔に表現する。2016/03/19
TomohikoYoshida
13
「ロジカル・シンキング」に続き、「ロジカル・ライティング」を読む。ピラミッドのようにMECE, So what?, Why so?を整理していくことを解説しているので、時折、「ロジカル・シンキング」とどう違うのか?と考えてしまうが、そんなときは目次を見返して全体像を改めて把握した。本論だけでなく、導入部の重要性を認識できた。So what?, Why so?が馴染むまでには時間がかかりそう。「第2部 メッセージの表現」は純粋に読みやすい資料の作り方の説明で、ここが一番分かりやすかった。じっくり復習したい。2020/09/25
aoi
12
論理的かどうかには2つの視点があると思う。「思考:論理の流れが一般的か」「表現:明瞭に伝えられるか」。本著では思考の型を提示し文書でどう表すかを説く。その点で双方へのアプローチが成されている。どの章から読み始めても理解できるような連載記事のような作りで、大切なことは何度も繰り返される。1冊読み終えたときには、本著の主な要素「コミュニケーションの設定」と「MECE」「So What/Why So」などの感覚が得られるだろう。2016/08/17
あい
11
今度は論理的にわかりやすく書くための本。先にロジカル・シンキングを読んでおいて良かった。基本的に結論から書く方が良いとばかり思っていたが、提案書、依頼文や結論に対する読み手の反発が予期される場合などは根拠から先に伝えるのが有効であると知り、言われてみればそうだなと納得。本の内容を小さなノートにまとめた。会社で文章を書くときにノートで確認して、誰が読んでも分かりやすい文章を書けるように努めたい。2021/08/17
g.t
10
ロジカルな文章を書くための手法を、組み立てから表現まで網羅的に学ぶことが出来る。文中に幾つかケース問題が登場し、読者も手を動かし考える事で、要点の理解を得られる。 少し冗長であると感じる点もあるが、文章を書く上での基本を理解するための一冊としては良い。 私は、社内文章を書く上での留意事項を念頭に通読をした。今後も適宜参照していくようにしたい。2020/05/31