内容説明
本書は、本作りの実務の紹介もしますが、ふつうの人にとって一番、難関ポイントとなる「どうしたら売れる本を出せるのか」ということをクローズアップした本です。どうせ本を出すなら、プロの知恵の力を借りてじっくり腰をすえて素晴らしい本づくりを! プロの知恵とは、1に企画、2にタイトル、3にカバーデザイン、4に見出し、5に文章なのです。
目次
1 企画しだいで本は売れる!!―あなただけにそっと教えるマル秘戦術(どうせ本を出すならいい本を出そう;タイトルを変えただけでベストセラーに!;医学博士の一言がベストセラーを生み出した! ほか)
2 なんのために本を出すのか?―あなたを今以上に幸せにする本作り(本を出すことでビジネスが大成功へ;出版社が飛びつく本はこれ!!;“内容が本物”であってこそ… ほか)
3 売れる本はこうして作られる―企画書の書き方から原稿執筆まですべて教えます!(本を出すまでのフローチャート(流れ)
本はこういう流れで作られる
企画書を書いて書いて書きまくろう ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
3
わかりやすい。本を書くと言っても、仕事と同じように、内容から始まるのだ。いわゆる、小説の書き方とは、全然違う。小説家はこんな本なんか読まずに、すでに書き始めているのでしょう。2010/12/31
Ucchy
1
本を出版したい人はどうしたらいいかを平易に説明(商業出版。自費出版ではない)。企画書を書いて、関連する内容の書籍を扱っている出版社に持ち込むことがスタート。実用書は出版しやすい。ノンフィクション・ルポは難しい。小説・エッセイは極めて難しく、賞を取るのが早道。「企画」「タイトル」「カバー」「見出し」がヒットの決め手。印税で生活するのは99%無理。本を出版するメリットはそれにより宣伝効果で本業を繁盛させることができること。実用書の8割はゴーストライターが書いている。出版は水物で何がヒットするか予測困難。2020/02/10
ぽねごん
1
本を創るということを、わかりやすくポジティブな視点から捉えた本だった。2014/02/06
おーうち
0
本を出版することでどのような効果があるか、それは本が売れるだけでなくて、本業の方もおおいに宣伝となる。ではどうやって出版社に持って行くか。本が売れる要素は、何か。タイトル、内容、流行、装丁、編集。それらの前後関係がよくわかった。少し古い本の内容かもしれないけど、こんな出版のプロが手伝ってくださると売れる本が出来上がるんだろうな。2018/08/15