内容説明
エミリーは砂漠の王国カズバーンへやってきた。兄が作った借金の返済を延ばしてもらうためだ。借金の相手であるプリンスにあと二カ月待ってほしいと伝えたところ、彼は耳を貸そうとせず、すぐにも全額返すよう迫ってきた。踏み倒すつもりはないのに、なぜこうもわからず屋なの？憤慨したエミリーの目の前にプリンスが立ちはだかり、いきなり彼女の髪どめを取った。流れ落ちる金髪に、荒々しく鋭い眼光が向けられる。「君はお兄さんから、女の魅力で迫ってこいと言われたんだろう」エミリーは自分の耳が信じられなかった。★アラブのとある王国でのロマンスをお届けします。次期国王の座を約束されているザックと、愛に溢れる家庭を夢見るエミリー。二人の心はいつしか、砂漠の熱砂のように高く熱く舞い上がります。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
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再読。2013/06/20
くろうさぎ
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ヒロイン兄とその妻････、一体なんなんでしょう？？2011/08/11
くろうさぎ
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人を信じられないヒーローと人と愛を信じてる無垢なヒロイン。ヒーローの義姉は節操のないとんでもない女だったけど、ヒロイン義姉もかなりとんでもないって感じだわ。2010/10/19
こえん
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ヒロイン兄の借金（横領？詐欺？）の経緯がスッキリしない…それに遣いに何も知らない妹を女性の権利が制限される国にやるなんて兄貴として非常識すぎ。彼の言い分は納得できなかった。設定や展開に思いっきり突っこみを入れながらだったので、楽しそうなお話なのにあんまり楽しめなかった。2009/10/14
