内容説明
激闘また激闘! 江戸に仕官の道を求める青年中山安兵衛は、高田の馬場で果たし合いをせざるを得なくなった叔父を助け、宿敵中津川祐見をも倒して、剣名は大いに上がった。播州赤穂の浅野家家臣堀部弥兵衛に望まれて婿となるが、元禄十四年春、浅野家をみまった悲運に、安兵衛の運命はまたもや大きく変貌した――。雪の夜の吉良邸討入りをクライマックスに、安兵衛の人と剣を描いて面白さ群を抜く、時代大作完結篇!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Taichi Yoshino
4
Kindleで読みながら泣くとは、、自分にびっくり2019/01/12
はいから博士
3
池波さんはだいぶ庇ってはいるが、忠臣蔵の悲劇の原因は浅野の殿様だと思う。話は変わるが、この文庫の解説の池波正太郎の創作裏話は面白かった。2011/01/15
なし
1
鳥羽又十郎からの嬉しい手紙。いよいよ切腹の時の主税の健気さ、安兵衞が掛ける優しい言葉、泣けました。2016/12/13
ぺしみち
1
面白い2015/01/14
半べえ (やればできる子)
0
★★★★2009/07/21