内容説明
賢才と誉れ高い一休。同じ寺に寄宿する少女茜の両親を捜すため旅にでた。難波、伊勢、大和―道中で待ち受ける首なし死体、建物消失などの不可解な事件の連続。密室殺人、消失トリックなどバラエティ豊かな謎と著者オリジナルの頓知話が意表を衝く歴史推理!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
85
本書は冒頭に一休達のとんち旅の道中、京から難波、大和、伊勢、尾張、駿河、伊豆、相模、そして武蔵に至る謎解き道中の道のりを記した地図が示されている。実は歴史に詳しい人ならば本書がある歴史上の出来事に関する歴史ミステリであると最初から気付けるようになっている。我々40代後半、50代の読者にとって一休さんは可愛らしい坊主が悪賢い大人たちをとんちで一蹴する爽快感が堪らなかった、実に痛快なアニメであったが、本書はそんなアニメを観て育ち、やがて大人になった我々に向けた大人向けの一休さんであったと改めて思った次第だ。2026/05/24
はらぺこ
42
前作の『金閣寺に密室』の方が良かった。テレビドラマの時代劇を観てるような感じで毎回パターンが同じなので飽きた。会話シーンが多くてサクサクと短時間で続けて読めるのも飽きた原因の1つかも。なので、八話じゃなくて四話にして、もう少し1つ1つの話を長くした方が良かったかも知れない。 一休に交換条件として謎や無理難題をふっかけてくる人が呆気なく引っ込むのは物足りない気がした。1人ぐらい「屁理屈言うな!」って怒っても良かったのに(笑)2012/03/31
とも
33
★★★✩一休さんシリーズ第二弾。前作に比べればパワーダウンした感はあるものの鯨らしい様々なしかけがあり楽しめる。あとは好き好きになるだろうが、私個人 それほど楽しなかったのは TV放映当時の「一休さん」が好きでな買ったためか。今更ながら子供時代の刷り込みは怖いものだと実感。2015/09/24
スター
31
金閣寺に密室の続編。前作は長編ですが、この本は短編集。茜と離れ離れになった旅芸人の両親を探すため、一休、茜、新右衛門の3人は、京を出て、旅をするが、行く先々で事件が起きる。前作同様面白かった。2018/09/29
coco夏ko10角
23
『金閣寺に密室』続編。三人で旅をしながら行く先で出会いがあったり謎を解いたり。ちゃんと茜の親のことも明らかに。2020/07/20
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