内容説明
秀明はやや軽めの明るい浪人生。明るいといっても二浪目に突入したのだから、多少の屈託もないわけではない。しかし、女子大生の彼女もちゃんといて、携帯メールを間断なくやりとりして、にやけてみたり、ふて腐れてみたり……。受験の年の元日の未明、秀明の身体を異変が襲った。胃を握り潰されるかのような激しい吐き気、強烈な圧迫感。それは底なしの恐怖の序章に過ぎなかった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ユミコ
47
義母からの貰い本。まさかのホラーだったとは(笑)カンナの一言で上巻終了、しかしその一言が…ぞくぞく~!怖いやん!秀明の最低っぷりにかなり呆れつつ、さあ下巻へ。続きがかなり気になる~!2016/10/06
やっち@カープ女子
38
昔から好きな乃南さん、何のジャンルか知らずに読み始める。「涙」のような感動もの?読み進めて…え⁈ まさかのホラー⁇ 上巻の最後の一行でそ、そう来たかー!続きが気になり急いで下巻へ。2014/03/01
detu
32
あなたは臆病/あなたは軽薄/鼻持ちならない嫌味な自信過剰。ここまで並べても足りないくらい。そんなあなたを、けれど、私は愛している。全身で。頭の先から足の先まで/以上裏帯のあおり引用。このだらしない男に何かがとり憑いた。2019/05/20
さくゆめ
31
「泣けるホラー」という帯に惹かれて手に取った本作、いや怖い。じわじわ怖い。身勝手で自己中・ルックス以外にいいとこなしの女たらし。そんな主人公を危ういほどに愛してしまった「私」の語りから、物語は唐突に幕を開ける。冒頭から既に不穏。主人公もなかなかのDQNだけど、それ以上にヤバい地雷女臭がプンプンする。嫉妬深い白フクロウの正体は誰?おそらく生霊なんだろうけど、主人公のふだんの素行がアレ故に心当たりが多すぎて。ファム・ファタルの如く登場したカンナによって、物語は大きく動き出す――ときに愛は、凶器となる。後編へ!2019/08/28
のんのん
28
なんだかわけがわからず だらだらと時間がかかってしまいました。ホラーとまではいかない感じですが・・・ 苦手分野の本を手にしてしまったのかもしれません。 途中でやめる勇気はないので、最後まで読み 手元にある下巻を見つめています。2013/10/30
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