日中一〇〇年史 - 二つの近代を問い直す

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日中一〇〇年史 - 二つの近代を問い直す

  • 著者名:丸川哲史
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 光文社(2014/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334033385
  • NDC分類:210.6

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内容説明

日本と中国、この隣り合う国の複雑な関係について、毛沢東、北一輝、魯迅、竹内好など、両国の知識人たちは真剣に悩み、考え抜いてきた。両国の近代史を、彼らの思想でたどる。

目次

序章 日本と中国の近代化
第1章 明治維新と辛亥革命
第2章 反日運動とアジア主義
第3章 十五年戦争の終わりと「終わらない」戦争
第4章 毛沢東の戦争観
第5章 植民地としての台湾
第6章 知識人たちの戦中、そして戦後
第7章 日中台、それぞれの冷戦
終章 日中国交回復で何が「回復」されたのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

25
日本語の「反省する」が、往々にして「決着」を表すのに対して、中国語の「反省」は、英語の“reflection”に近く、これから「反省」し続ける態度表明と受けとられます。そこに微妙な偏差が生じていることにも、竹内は最大限の関心を払いました。/2006年刊2019/02/09

このこねこ@年間500冊の乱読家

1
☆2 20世紀の日中の関係について、当時の知識人や文学作品の視点から考察した本。 『阿Q正伝』の魯迅なども出てきて面白い。 日本は台湾を1895〜1945年の約50年植民地にしていた事実を思い出されました。 戦後75年に生きる我々だからこそ、こういうことは忘れてはいけませんね。2019/08/20

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