エマニュエル・ムーニエ、生涯と思想 人格主義的・共同体的社会に向かって

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エマニュエル・ムーニエ、生涯と思想 人格主義的・共同体的社会に向かって

  • 著者名:高多彬臣
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • 青弓社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784787210364

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内容説明

サルトルやカミュと共に生き、リクールの思想に深く影響を与えたムーニエ。人格主義とアンガージュマンを掲げて思想誌「エスプリ」を創刊し、「自由と責任」「共同体」を求めて時代に抗した実践者の実像を描き、いまこそ再読されるべき思想的な意義を説く。
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目次

はじめに第1章 エマニュエル・ムーニエの生涯 1 誕生、家族、グルノーブルの大学生 2 パリの研究生活 3 ムーニエを取り巻くフランスの時代思潮 4 カトリック思想の革新と新しい出会い 5 世界恐慌の危機とムーニエの立場 6 「エスプリ」の創刊とその運動 7 「アンガージュマン」──実践のための思想の形成 8 大戦前夜のムーニエと「エスプリ」──スペイン内戦とミュンヘン会談 9 第二次世界大戦と占領下でのムーニエの実践──ヴィシー政権下の抵抗運動 10 大戦後の「エスプリ」とムーニエの思想的実践 11 終焉第2章 ムーニエの人格主義思想 1 ムーニエの思想形成の背景──資本主義的・個人主義的文明への批判 2 連帯的なルネサンス──新しい文明の基礎としての「人格」とその共同体の理想 3 西欧思想における人格の理念の歴史的淵源 4 ムーニエにおける人格の理念 5 ムーニエにおける人格概念の諸相第3章 人格主義思想の現代的意義 1 人格と人権──共同体と民主主義 2 人格主義と環境問題 3 人格と芸術 4 人格と教養、教育 5 ムーニエの人格主義の思想を継承し実践する人々おわりに注エマニュエル・ムーニエ年譜参考文献あとがきにかえて

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