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内容説明
それぞれの想いを胸に旅立ったチルドレン達のその後を描いた渾身のオムニバス! 「シンジ×アスカ」「レイ×リツコ」「ミサト×加持」「ヒカリ×トウジ」の他、Asuka未掲載の渚カヲルのショートストーリーも掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キリ
2
完結巻。シンジ達の数年後を描いた短編集。どのキャラの話も良かったけど、私が特に好きなのはシンジ×アスカの話の中でアスカと喧嘩をしてしまったシンジの前にカヲル君が現れて言葉を交わす中でシンジが大事な事に気づきアスカの元へ向かいそれをカヲル君が見送るという流れの所です。カヲル君はシンジが悩んでいる時などにそっと寄り添ってくれる存在なんだとあらためて思いました。『アスカによろしく。皆が幸福になる事を祈るよ。』このカヲル君の言葉に私はカヲル君にも幸せになってほしいよと強く思いました。でもシンジのために何かする事が2021/08/02
葉山
1
14才から成長した彼らを見られるのはこのシリーズだけ…。絵はあんまり好みじゃなかったけど、これもエヴァのひとつの形として「アリ」だなぁと思いました…ただ、カヲルくんはやっぱ幸せにはなれないんだなぁと…涙2013/02/12
漢洋
0
このシリーズはカヲル君が秀逸!2012/12/20
やいとや
0
完結。意外な程に真っ当なビルドゥングスロマンだったな、という印象。そう、この世界はセカンドインパクトが無い為に地軸の移動も無く、必然的に「夏で止まった世界」ではない、という事が花火というある意味使い古されたアイテムに表象するのは中々に高度で素敵。これは「『エヴァ』だからこそ」意味を持つ。永遠に止まり、繰り返される世界ではなく一回性を一回性として享受出来る幸せを味わうエヴァのキャラ、というある種の供養をこの作品は成しているのだ、と考えると更に趣き深い。またカヲルのみがその輪の中に居る、という苦さが効く。2020/08/01