H-エイチ-（６）

著者名：桜井まちこ【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063414585

内容説明

お互いに惹かれあっているのに、真剣に向き合うことが怖くて、つい自分を守ってしまう――。山崎太一（やまざき・たいち）の過去が気になってしまう小林忍（こばやし・しのぶ）はつい、彼を突き放してしまった。同じように本心を晒すことを恐れる太一は学校に辞表を提出、みんなの前から消えようとする。そして忍は、高橋和馬（たかはし・かずま）のまっすぐな愛情に応えることを決めた。お互いの道を歩みはじめたかにみえたニ人。“本当の両想い”を探す心の旅の行方は!?　感動の完結編！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[里中]

手を繋ぐ。前に進める。　たったひとつ、本当の両想い―。　桜井さんの話はどれも好きだけど、この話が一番好きです。恋愛だけでなくって、人との接し方だったり色々考えて、泣きそうになったりもしました。最後の太一が忍に山崎にならない？って言うシーンが良いなぁって思います。

2010/05/27

[小雪]

なんだかんだに1番残念になってしまったのは高橋ですね。太一の最後のセリフ!!言われてみたい!そしてあの"H"。太一のアルファベットに対する想いとか、全部がこの"H"に詰まってるんだと思う。

2012/09/24

[土竜]

作品のタイトルの本当の意味が解る最終巻。本当の気持ちに気づいた二人。ラストシーンの忍の笑顔とその後の太一のセリフにホッとした。やっぱりハッピーエンドはいいものです。

2012/05/04

[めくる]

ラストシーンがすごく好きで。「Ｈ」の意味が分かったときはそれはもう、感動しました。良い終わり方だったと思います。

2011/07/29

[すりガラス]

(ﾘ)

2009/07/27