内容説明
緑豊かな自然の中で、日々山が崩れ、河が荒れる――。祖母・幸田文が著した名作『崩れ』の地を再訪。そこで出会った人々と、寡黙だがかけがえのない「砂防」という営み。 「山も川も、人の心も、動かぬものはありません。決別であり、同時にそこからの始まりでもあります」著書の目と心に映る景色を確かな筆致で綴る。(講談社文庫)
目次
四半世紀の分かれ目 竜ヶ水・桜島
緑の山と砂防さん 六甲・田上山
天涯の幸せ 立山カルデラ
動く土地 小谷村・牛伏川
有珠に呼ばれる 有珠山
心ここにあらざれば 日光・足尾
復興が終わるとき 雲仙普賢岳・長崎市
海へとつづく旅 大谷崩れ・安倍川
あとさきを想う 富士山
時空を超える オーストリア
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