内容説明
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二条良基の生涯は、後醍醐天皇と足利義満の間にあって、武家の権力と王朝の文化が一体となった政権の確立に捧げられた。王朝の精神を継承しつつ、あらゆる学藝の指導者として、活気ある新時代を創り出していった執政の、初めての総合的な研究。
目次
第1篇 伝記考証(元応‐貞和(一三二〇‐一三四九)期
観応‐延文(一三五〇‐一三五九)期 ほか)
第2篇 朝儀典礼(即位潅頂と摂関家
除目説)
第3篇 宮廷藝能(北朝和歌御会について-「御会始」から「歌会始」へ
北朝蹴鞠御会について ほか)
第4篇 学問著作(有識学と古典学-年中行事歌合
歌論と連歌-愚問賢注 ほか)