話す冥利、聞く冥利

著者名：永六輔

光文社（2011/10発売）

• ISBN：9784334783853
• NDC分類：914.6

内容説明

昔懐かしい「お坊ちゃん・お嬢さん」という言葉、絶滅寸前の「雷オヤジ」、風化しつつある戦争体験、残さなければいけない伝統の職人芸から、韓流（はんりゅう）ドラマがブームの理由（わけ）、女性専用車両、プロ野球の球団合併の是非まで……。“話術の達人”でもあり、“名聞き役”でもある著者が、縦横無尽に、平成の世相に苦言を呈する。愛情を込めて聞き、単刀直入に物申す。

目次

第１章　霞
第２章　雲
第３章　雷
第４章　霧
第５章　雪
第６章　靄

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Risa]

図書館でコーナーが作られていたので手に取った本。 ラジオを本にしたような内容（本文にも書いているが）で、サラサラと読了。 裏表紙の紹介文で「平成の世相に苦言を呈する」と書いてあるように、いろいろとどうなの？と著者が思った事が書いてある。それが私には苦手だったが、彼と同世代の方ならうんうんと頷くのかもしれない。 好き嫌いの別れる本だなと感じました。

2016/07/20