内容説明
この本は、ご本家『鷲は舞い降りた』とは似ても似つかぬトンデモ本である。しかし、儂も舞い降りたのである。ご本家には15名のコマンドがおったが、ワシはたった一人! 中佐が舞い降りたのは文明国だったが、ワシが舞い降りたのは原始的な砂漠の国なのである……不肖・宮嶋、戦場を目指す、が、行くも地獄、戻るも地獄の砂嵐!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
11
とにかく口が悪く下品ですが関西弁の為かそれほど気にならず、すんなりと面白く読めてしまう不思議だ。何冊かアフガニスタンの本を読んできましたが、作者がアフガニスタン出身者が多かった為か人の住む社会を感じましたが、今回はフリーのジャーナリストが現地の車とポンコツ通訳を雇い前線を目指す旅を綴っておりアフガニスタンの過酷な自然環境を嫌と言うほど思いさらされソ連が負けたのも納得です。無事に目的地に着くのか?仲間の記者に救援物資を渡せるか?下巻も楽しみです。どんどん行ったらんかい‼️2017/08/19
mari
3
宮嶋節が何とも心地よく(笑)サクサク読めました!が内容はハード。目的地につくまででも一冊の本になる!行くも地獄、戻るも地獄。2012/01/23
がんぞ
2
9.11直後「アフガン空爆」があると聞いて世界の戦場カメラマンは国境閉鎖前にと首都カブールを目指した。上巻ではたいした事件は起こらないが、下巻でも起こらないことは「まえがき」に記されている、思うに苛酷な自然環境、敵意に満ちたタリバン政権を戦時下取材して無事生還したという謙遜もあろう。原理主義で音楽も禁止、髭を整えただけでも逮捕、盗みは手首切断というタリバン。それに対立する北部同盟の兵士はチャンスがあれば武器を手にしている特権として略奪する、厳格な統制だけにタリバンの方がいいと言う民意は当然あるだろう。2012/01/23
リリコッテ
0
再読。 つい読み返してしまう面白さ。 アンジュマン峠のあたりがとても面白い。 不肖の行く先々よくここまでキャラの濃い人達が。と思うけど、書き方が上手いのかな。今日はここまででいーやー、と思えない時間がある限り読み進めてしまう本の1冊です。2015/03/22
にやり2世
0
なんだかんだ言っても助け合っててホッとする。2014/05/16
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