内容説明
はるか太古の時代、機械文明は繁栄を極め、人類はその版図を銀河へと広げつつあった。そんな時代に人類の戦友として命を与えられた1体の〈終わりの魔獣〉と、その主の魂の再生の物語がいま明らかに! 外伝第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空音りんご
1
テレジアとタクロウっていいな〜とか思いつつ、きっとこの世界でも起こりそうな人工知能と人間の問題に考えさせられる。人によって考え方なんて違うから、きっといつまでたっても決着のつかない問題になるんだろうな。2010/07/29
びーるす
1
今巻は本編より前のHIとの戦争中の時代。本編とは違い、立派にSFと言って良いと思う。テーマとしては数多くの作品で扱っており、そして様々な解釈が為されている定番。人間と人工知能(この辺は作品によってアンドロイド等色々有るが)の違いと関係。この辺は作家(読者もかな)によって様々な意見が有るので、違い等を気にしながら読むと面白い。今巻は主人公であるタクロウの葛藤(特に嫌悪する理由)はとても良かった。2010/06/24
またれよ
1
人間と人工知能。その境はどこなんでしょう。目的をもって造られただけに人工知能たちにとってその存在理由というのは人間よりも大事なものなのかもしれません。すごくSF。2010/03/09
K-Wing
0
遙か昔の話。 人工知能も人間も危険な奴は危険だからな。 二次元に恋できるから人工知能なんて余裕じゃないか?2015/12/25
ちゃこ
0
久しぶりに読んだすてプリ。今回は本編の遥か昔のドラグーンとDナイトのお話。これを踏まえてもう一度本編を読むとさらに楽しめるかも。ここに描かれる人工知能は現代科学ではまだ夢のまた夢の設定だけど、実際問題ここまで生の意識と人工知能の区別がつかなくなると問題あるな、と思ったり…。2012/07/24