内容説明
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身近なごみの分別から地球温暖化リスクまで、すべてが関わってくる廃棄物問題。その基礎知識に加え、最終処分場・ダイオキシン・PCB廃棄物など喫緊の課題を、廃棄物学の第一人者がやさしく解説。ロングセラー『廃棄物学入門』を全面改訂、循環型社会・リサイクル関連各法にも対応。各章末に「演習問題」を設けた。
目次
第1部 入門編(身近なごみ学 廃棄物学の基礎 廃棄物処理と資源保全 廃棄物処理と環境保全)
第2部 各論編(廃棄物処理と法制度 廃棄物の中間処理 廃棄物最終処分場 医療廃棄物とその処理 PCB廃棄物とその取組み 廃棄物処理とダイオキシン問題)
感想・レビュー
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Atsushi Nagata
2
タイトルの通り入門書。学が付いているだけあって体系的にまとまっていて日本の廃棄物処理をめぐる概観を把握しやすくなっている。ただ、入門の割には化学的な説明が過剰過ぎるような気がする。PCBとダイオキシンの項は特に分かりづらい。ジベンゾパラダイオキシンがOCDDがうんにゃかとかじゃなくて、肝心の「ダイオキシンがどういったプロセスで発生するのか」というイメージがさっぱり分からない。とはいえ、それ以外は理解しやすい。(出版後10年近く経つので現状は法制度は変わっている可能性あり。)2014/10/16