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内容説明
しみじみと妻の出腹を見つめたあとで、自分の出腹に目をやって、これじゃオレたちバラバラだと嘆く今日このごろ……。中高年を題材としたテンポのいい毒舌漫談で、一躍人気者となった漫談師・綾小路きみまろ。PHP研究所から出版された処女作『有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房』は、単行本と文庫をあわせ、40万部突破のベストセラーとなった。本書は、いわばその続編。しかもブレイクまでの「潜伏期間30年」で培われた著者ならではの人生訓が、漫談の名調子で語られるユニークな一冊。「ブレークとブレーキは紙一重」「女房も趣味も骨董がいちばん」「どんな大金持ちでも人生の最後は人任せ」など、大いに笑えて心いやされる金言・名(迷?)言が満載されている。TBSの人気アナウンサー安住紳一郎氏の解説もついて、満足度120%の“きみまろ人生劇場”へようこそ!!『きみまろ流』を改題の上、再編集。
目次
第1章 夫婦生活は“止まらない小便”
第2章 人生、諦めてはいけません
第3章 正直に生きるのが私の信条です
第4章 人生はないものねだりの八十年
第5章 孤独は人間の必需品です
第6章 咲いた花は枯れます
第7章 おまけに爆笑ライブをどうぞ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
75
テレビで聞くとあはははって大笑いできるのだけど、活字として読むと、途中で胸焼けしそうになってしまった。毒舌もほどほどがいいな私は。途中に挟まる真面目な話は、とても心に響くものもあり、自分がこれから年を重ねて老いと向き合わなければならないこと、また、親の老いを素直に認めてこれから先のことを考えなければとも思った。元気で長く生きるならいいが、病に侵されながら生かされるのは嫌だなあとか。生きるためには笑いも欠かせないけど…ほどほどに(笑)2015/09/15
sora
14
「こんな女房に誰がした?」。 「うふふふふ、決まっているでしょう、それは、あなたに」 と、返ってくるでしょうねぇ。爆笑ライブも面白いけれど、本にしても結構いけます。2013/11/07
紡ぎ猫
11
下積み時代の話や人生観、中高年夫婦の笑い話、カツラを告白したときのことなど。そして最後に、宮崎でのライブショーを収録。テレビなどでちょこちょこっと漫談を聞いたことはあるけど、機会があればライブショーに行ってみたい。くよくよと落ち込んだ気分を吹き飛ばしてくれそう。2019/10/20
Humbaba
9
家族というのは,幸せに生きる上で非常に大切な存在である.ずっと長く寄り添ってきたからこそ,阿吽の呼吸で相手の考えていることが理解できる.それは時に疎ましい物に感じられるかもしれないが,無くしてはならないとても大切なものである.2011/02/13
しき
6
毒舌漫談ではあるが「中年のみなさん、今まで頑張ってきてご苦労様です」という称賛がベースになっているので、言われても腹が立たない。このスタンスは見習いたい。「結婚はカフェオレに似ている」は上手いと思った。「牛乳が奥さん、コーヒーが亭主。お互いに混ざるのが結婚です。最初はあったかくて、ほのぼのしていて、甘い香りがする。それがだんだん冷めて、上の方に脂が溜まってくる。ああ、本の牛乳に戻りたい、これが離婚です」2018/03/03
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