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内容説明
どの組織にも、その組織特有の認識の枠組みがある。これが「組織の常識」で、意思決定や問題解決などはすべてこれが基礎となっている。しかし、この常識は古びたり現実とズレたりしがちである。どうすれば、古い常識を捨て去り、新しい常識を身につけることができるか。組織に潜む「未練のハードル」「臆病のハードル」をもとに組織を四つに分類し、どのような組織が望ましいか、組織を変えるためには何が必要かを解明する。
目次
第1章 組織とはなにか
第2章 組織の適応モデル
第3章 組織の革新局面と保守局面
第4章 組織の分類
第5章 組織の先行的適応
第6章 組織のコミュニケーション
終章 教育―よりよき組織のために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
転天堂
1
組織論の大家ワイクの翻訳を多く手がける著者による、経営組織論である。ワイクの組織化や、マーチのゴミ箱モデルなどの枠組みをもとに、望ましい組織のあり方について論じられている。4分類のうちの試行型組織は、今流行りの両利きのの経営や、ベンチャー経営にも通じるのではないだろうか。2026/03/26
ともふく
1
う~ん。著者独自の造語があって少し読みにくかった。2013/10/25
たつ(コメント待ってます)
0
組織の常識とは一般的に悪いものとしてとらわれがちだが、組織がバラバラにならずある程度の傾向を持った事実認識・行動のためには必要だという当然のことを再確認した。 一方で常識を更新し環境に適応することも不可欠である。 このジレンマを解決するためには、常識に基づいて日常業務を効率的に行う成員と、常識を把握しつつも組織の内外の動きを幅広く追い、常識更新の必要性を敏感に察知しようとする成員を区別して置くことが有効ではないか。近年では外部出身の取締役や相談役を設置することがこれに当たるだろう。2018/01/07
huyukawa
0
あとがきには実践より理論の本とある。しかし理論にしても我田引水が強いと感じる。証明するためのデータがもっとほしい。ひとつふたつの企業を出したとしても、その通りだとは納得できないだろう。2016/08/05
Masataka Shindo
0
組織の常識は固定化されている必要があるが、過去の成功体験に囚われて盲目的に自組織の常識が正しいと固執すれば、時が経てば次第に時代遅れの非常識へと変容するのに対応できない。自組織を取り巻く環境の変化を理解し、全体として常識を選定し直す努力が組織には必要である。その際、環境を単に外的要素として捉えるのではなく、自ら環境を創造していく組織である必要がある。2013/05/31
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