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内容説明
多くの人が福祉社会を志向しているにもかかわらず、それを支えるはずの行政への不信が蔓延している。本書では、目まぐるしく変わる政治状況を横目に見ながら、官僚制批判のさまざまな連関が辿られていく。トクヴィル、カフカ、ハーバーマス、シュミット、アーレントら幅広い論者が呼び出され、ウェーバーの官僚制論が現在との関連で検討される。官僚制と戦う強いリーダーが待望される現実と対峙する鋭利な政治思想史。
目次
第1章 リヴァイアサンとロマン主義(概念の成立の遅さ
オイコスと近代 ほか)
第2章 デモクラシーと官僚制(ウェーバーの時代
ロベルト・ミヘルスとデモクラシーの逆説 ほか)
第3章 「正当性の危機」から新自由主義へ(ルソーとウェーバー
官僚制の正当性 ほか)
第4章 「鉄の檻」以後のカリスマの問題(近代の時代診断とカリスマへの期待
日本官僚制論の構図 ほか)
第5章 読み直されるウェーバーの官僚制論(グローバル化のなかで
比較類型論の復権 ほか)



