内容説明
(力が欲しい。白華を救えるだけの力がっ!)天華の声がGに届く。Gは彼女の意志に従う。「俺にお前の力をよこせ。そうすれば俺はお前に力を与える」天華の裸の腕をそっと取り、その精命力を吸収するG。急激な消耗が少女を蝕み、そして……。白華が白いGに連れ去られてから2週間が経過した。だが、帝國は白華救出に動こうとしない。一方、天華は幽閉されていた。絶望の中、天華は悟る。帝國に必要なのは、姫の“血”であることを。この瞬間、天華は、「いらない姫」ではなくなっていた――。少女は進む。光と闇の中を。双子冒険ファンタジー、白熱の第5弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いけせ@特異性信者
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相変わらず天華は前向きだねえ。ラストをどう〆るのか期待です。/今回のプッシュ単語→裸の腕2012/05/16
王蠱
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ものすごい今更だがこの作品読んでるとなんか三雲岳斗さんのラノべを思い出す。Gは「重力・空間制御」で「アスラクライン」の「クロガネ」に似た能力だし首の錠前?は「ダンタリアンの書架」のダリアンっぽいし。2010/11/15
るっぴぃ
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案外Mあっさりやられてるし。しぶといし。でもなんだかそのあたりがすごく【人間(MAN)】っぽいね。かなりご都合主義的展開だけど、ところどころに入ってくるかわいいところがあればそれでよし、な作品。2010/02/19
永山祐介
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不完全な精書であるGと天華、アルバルド達が、圧倒的な力を見せる、Mに作られた白いGに対して立ち向かうお話。Gの選んだ決着方法は、天華同様ちょっと納得いかないというか、もうちょっとなんとかならんかったのかなーと思います。2005/03/25