内容説明
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地球環境破壊が著しい今日、もはや建物を安易に取壊し建替えることは許されない。まだ十分に使える建物でも、物理的耐用年数が終ったと拙速に判断し取壊す愚を繰返してきた。技術は進化しどんな建物でも、手術によって蘇生することができるのである。巻頭論文3本と歴史的建築から現代建築まで、補修・改造・増改築を施して用途変更を図り、第一級の建築に昇華させた作例を収録。実作資料27題。
目次
コンバージョンによる建物の活用は社会に何をもたらすか
公共施設再生から持続可能な地域づくりへ-遊休公共施設の再利用から地域づくりを問い直す
リファイン建築5原則の実践-青木流建築再生手法による新たな価値観の創造
実作資料編(研修所→庁舎 宇目町役場庁舎
事務所→保健福祉 野津原町多世代交流プラザ
福祉施設→交流施設 八女市多世代交流館「共生の森」
スタジオ→集合住宅 c‐MA1(元麻布コンバージョンプロジェクト)
オフィス→住宅 湯島コンプレックス ほか)