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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lily
155
鯨関連の面白そうな文献、話題を思いつく限り全てぶっ込んじゃった、みたいな話。鯨学も、全然興味ないけど渋々講義受けるつもりが、意外にも語り手のユーモア精神に引っ張られて、(鯨ベーコンが頗る食べたくなるだけではなく)白鯨への大胆不敵な法理をこえた仮借なき復讐の手前まであっという間に読了。命賭けの闘いにワクワクしてる。子供にかえったみたい。2019/08/27
ehirano1
136
心して本書にかかることに途中からなりましたwww。心沸き立つ冒険小説を超えた「壮大な何か」という感じがしました。登場人物の名前からして聖書がモデルになってるように思いますので、これは「神と人間の・・・」ということでしょうか。いずれにせよ完走できるように頑張ります。2023/04/23
はたっぴ
113
気候が良いのでこれまで手を出せずにいた作品に挑戦。思っていたよりも読みやすく面白い。しわだらけの雪白の額と高くそびえるこぶを持ったマッコウ鯨のモービィ・ディック。エイハブ船長の足を奪った狡猾な白鯨と人間達との死闘を描いた長編小説だ。上巻では船員となる登場人物や鯨の生態、捕鯨に関する雑学が満載で、読者も長旅(捕鯨)への備えを求められているかのよう。スタバの由来となったという一等航海士スターバックや、語り手イシュメールの心の友・クイークェグの今後の活躍も楽しみ。躍動感のある挿絵も素晴らしい。【G1000】2017/05/11
榊原 香織
91
奇書ですね。 夢枕獏読んだから本家が読みたく。 まだエイハブ船長チョイ出。 クジラの説明が、ん~?まだシロナガスクジラ見つかってない時代だからしょうがないんでしょうけど。 大体、マッコウクジラってそんなに狂暴でしたっけ? 一角の説明のみ割と正確。 上中下の上2021/09/03
Vakira
75
映画「白鯨との闘い」を見た。メルヴィルが登場し、捕鯨での漂流話を聞きまわりその話しから「白鯨」が生まれ出たことを知り、俄然読みたくなった。 メルヴィルは海の男で鯨ヲタク 最初の数ページは鯨に纏わる古今東西の文献の中から鯨に関するワード検索しそれを収集。鯨愛がひしひしと。中盤鯨学を披露。1850年当時生物学としての鯨学がかなり充実しているのに驚いた。同時代にダーウィンもいるので生物学が成熟してきた時代なのかもしれない。そして当事の捕鯨武者の実態を知る。人食い人種も鯨捕りとして登場。 2016/02/29
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