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内容説明
『ぼくらの』の俊英・鬼頭莫宏の軌跡がここに!幻のデビュー作『残暑』から短編『ポチの居場所』まで、珠玉の7編を収録!!妹思いの少年と、お兄ちゃんっ子の妹・あきこ。妹は先ごろ交通事故で死んでしまったが、彼女の部屋は、ただ机の上に一輪差しの花が飾られているほかは何も変わっていない。そんな折り、誰もいないはずの自室に帰ってきた少年は、思いがけずあきこの幽霊と出会ってしまう。「思い残すことがあって」帰ってきたあきこは、兄妹でデートに行こうとお願いして…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KI
38
今年の夏もいつかあの夏になって、暑さだけがリピートしてる。2020/08/27
exsoy
14
後半の2作、とても良かった。なんで買い食いとか禁止なのか謎だよな。2012/07/05
訃報
7
久々に再読したらとても良かった。一番「らしい」のは『よごれたきれいな』だろうな。一篇だけめちゃくちゃエグいと思うんだけど、ぼかし方が上手い。まあぼかされてるから余計エグいとも言えるが。この『よごれたきれいな』というタイトルは作者の本質をそのまま言い当てた言葉でもあると思う。しかし、推したいのは『ポチの場所』。すごい完成度。キャラの動かし方であったり、モチーフの使い方であったり。「抑制のきいた一篇」の見本のような作品。また短編集出してくれないかな。2013/11/21
誰パンダ
6
「残暑」デビュー作で1987年かー。最初のBMXの描写とか女の子の正面からの描き方とか、大友克洋とか江口寿史とかその辺りの影響を感じる。「パパの歌」名作。伏線の回収といい、会話のうまさといい、最初の印象からのラストの意外性といい、「雨上がりの夜空」から「パパの歌」へのズラしと反復といい、短編の構成として言うことない。「ポチの場所」もうまい。傍観者としての哀愁。2016/10/12
しろ
6
☆7 シュッと切り込んでくる青春の匂い。「著者はこんな作品が描けるんだ」と思うと同時に、「こんな作品になることも納得」の一冊。画がシンプルだからこそえぐりこんでくるような心情がある。なにか儚げな線が作品の雰囲気をも作っていて、著者も持つ感性を際立たせていると思う。これが初期の作品ならば、バリバリに物語を動かしていく『ぼくらの』の中でも、そのSF的な面白さ以上に、子供たちの様々な気持ちが込みあがってくるのも当然かもしれない。2012/04/01
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