内容説明
「育ててもらわなくてもいい。誰かの力を借りなくても、おれは最高のピッチャーになる。信じているのは自分の力だ――」中学生になり野球部に入部した巧と豪。2人を待っていたのは監督の徹底管理の下、流れ作業のように部活をこなす先輩部員達だった。監督に歯向かう巧に対し、周囲は不満を募らせていく。そしてついに、ある事件が起きて……! 各メディアが絶賛! 大人も子どもも夢中になる大人気作品!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
214
MetallicaのBatteryを聴いていたところ、そういえば確か「バッテリーII」は積読のままだったな、とwww。思春期は難しいですね、巧だと尚更かも。でもこの難しさや登場人物各々の葛藤にページを捲る手が止まりません。おそらく当方の何かしらの共感や苦い思いが重なるのでしょうね。実は人生っていうのは総じてずっと『思春期』なのかもしれないのでは、と思った次第。2020/07/18
再び読書
142
どこまでもストイックに投手にこだわる巧、その巧の球を受けるキャチャーとしての喜びや使命感を感じ悩み揺れる豪。オトムライの指導に徹底的に反発する巧により、野球部の眠っていた問題点が動き出うす。一筋縄ではいかない野球部、想像に反して未だに試合に辿り着かない。少しじれながら、次巻に進んでいく。2012/12/08
ALATA
134
桜の季節、入部届け、豪との夫婦喧嘩。相変わらず巧の周りは騒がしい。それにしても巧は本当に中坊なのか?あさのさんはなかなか読者に迎合しない、この強かな感じがいいですね。Ⅱ巻になってようやく野球が始まった。先輩との対立、自分がチームを動かすといった傲慢さ、サワヤカとは言い難いが読ませてくれる★5※母が作るフルーツカレー「こんなもん食べれるか」と親子喧嘩。「巧や青波みたいな面白い孫がいる、楽しまにゃ損、損」洋三じいちゃん,いい味出してます。2024/01/12
hitomi.s
117
一人だった世界が、誰かが近くに居ることで開けていく。感じ方が違うってことは、近しい人でも勿論ある。そこには、歯がゆさとかもどかしさもある。イライラ。ムカムカ。ジリジリ。「そういう考え方もあるんだー」と受け入れられるようになるのは、何故だろう。タイミング?信頼している人だから?あの視界が広がる感覚。忘れずに居たい。「これって児童書なんだよな」と思いつつも、やっぱり面白く再読。2021/03/08
おしゃべりメガネ
98
シリーズ第2弾。展開は更にちょっとシリアス気味に。軽めの青春野球小説と勝手に思ってましたが、内容はかなり違ってきましたね。友情だとか、家族愛、親子愛をキレいな側だけではなく、むしろ陰のある側をリアルに綴り続ける作者さんの筆力に圧倒されてしまいます。とりあえず無事に中学の野球部に入部した「巧」&「豪」ほか面々。しかし、入部した野球部はかなり問題があるようで、更に顧問までもがひと筋縄ではいかないクセ者のようです。スケールの違いをみせる「巧」に先輩達はあまりいい目をむけないのが世の常でして、事件が起きます。2026/07/09




