家族を「する」家

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家族を「する」家

  • 著者名:藤原智美【著】
  • 価格 ¥921(本体¥838)
  • 講談社(2014/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062568210

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内容説明

夫婦の寝室を住まいの基本軸に! 家族と住まいの関係に独自の視点をあたえて、ベストセラーを生んだ著者だから言える言葉。子どもの引きこもり、家庭内暴力、子育て中の主婦の閉塞感、会話のない夫婦別室化と母子密着、増える少年の凶悪犯罪など。原因は、情報化社会とくに携帯電話だ、と著者は言う。この本には、リビング中心の家族団欒を見直し、夫婦の寝室を住まいの基本軸に発想転換させる知恵が詰まっている。

目次

序章 失語の家
第1章 女の家
第2章 男の家
第3章 子どもの家
第4章 絆としての家
第5章 夫婦としての家
第6章 恋愛としての家

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あひる

4
夫婦が寝室を別にすることが、アダルトチルドレン、母子密着を誘発する一因となる。 家族を「する」には夫婦の関係性が大切。2017/06/13

Yakmy

0
タイトルにつまづく。家族はなるものではないのか。そう、家族はなるものではないのた。真の家族という意味で。数々の少年事件を取り上げ、家庭環境に触れる。そして現代の家族のコミュニケーションの希薄さを指摘する。そこまでは目新しさはないが、家族の基礎を夫婦間の関係におき、夫婦の寝室を中心とした家造りを訴える。リビングを作っても、コミュニケーションが希薄だと、ただの空間になってしまう。それはなんとしても避けたい。だから、夫婦の空間をきちんとつくる。共に寝る相手を大切にする。ただ、夫婦関係の重要性を訴えるだけでない。2017/09/15

フジイ☆インザスカイ

0
(家族関係と家のあり方はリンクしているはず…!)という長年の思いがこういう形でまとめられていたことに感激。社会の構成単位は家族でなく夫婦であるという認識のもと、子どもの個室について、リビングの広さと機能について、夫婦の寝室についての考え方が述べられていて大いに唸りました。2004年の出版ですが、ネット環境の充実によるコミュニケーション文化の変化など、前提となる危機感は2017年現在につながるものがあり古さをまったく感じません。2017/08/13

ミュンヘン

0
「子供部屋が家の中のブラックボックスになっている」「親に部屋を開けさせる力がなくなっている」「日本の親は子供を自立させようとしない」ことを危惧し、親子で食卓を囲もうと集っても、子供は携帯電話を食卓に置き、食事中でもかまわず席を立ってしまう。AERAで「両親は愛し合っていない」と応えた子供が4割、理由は「両親の寝室が別だから」。家と家族について考えさせられる。2010/07/15

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