内容説明
オリンピアは幼いときに両親を亡くし、引き取られた伯母の家でこき使われていた。男性との出会いもなく、結婚を夢見ることもない。そんな暮らしに、ある日、小さな事件が起こった。外出先の美術館でころんだオリンピアを、立派な紳士が助け起こしてくれたのだ。その紳士は高名なオランダ人医師ワルドーで、親切にもタクシーで家まで送ってくれた。それからワルドーはしばしば訪ねてくるようになり、驚いたことに、ほどなくオリンピアに結婚を申し込んだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
5
このヒーローは嫌いだーヒロイン愛してるなら、信じようよ!人柄がよいのは最初からわかってたんだからさ!せめてヒロインの話を聞けないのかしら。ほんとにこんなヒーローでいいのかしらヒロインは。2012/12/29
rokoroko
3
腹を立てている時もその人に何かしてあげたいだって!愛している事に気がつかないんだって!よくよく自分の感情が見えないね!このヒーロー。そこが、ベティの描くヒーローなのね。2012/07/30
紫野
3
ヒーローは、一目ぼれに近かったくせに、全然気が付かないオランダ人医師。この作家のヒーローって毎回そんな感じなのだが、そのじれったさが好きで読んでしまう。それにしても、親切面した腹黒い女って怖い。2012/06/01
くろうさぎ
3
両親を小さい頃に亡くして、おばの家で育てられたヒロインだが、育てた代わりにと奴隷のようにこき使われていたところに、娘の面倒をみて、女主人として、妻として結婚をしてほしいといわれて。オランダへ~~。亡き妻の友達がくせものですね・・・。子供が正直でよかったよ・・・・。2012/01/28
akiyuki_1717
2
序盤から積極的なヒーローに、ベティーさんのヒーロー特有のボンクラヒーローではないのかと思って読み進めると、ただのボンクラよりも訳が悪く、元妻の親友だからって、独身女性を身内のように家に入れたり、便宜結婚とは言え、妻をほったらかしにして、友人と話し込む、女性から電話があったと伝えられても、説明を拒む、子供が家出をすると、もっと早くて芽を摘んでおいて欲しかったなど、身勝手な発言をします。ヒロインに幸せになって欲しいとプロポーズしたけれど、言動は全く伴わず、たまに優しくされても、私なら不信感しか抱けないと思う。2016/06/10
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