内容説明
次々と襲いかかってくる髭面の男たち。サハラ砂漠の独立独歩横断。連続して迫り来る貞操と生命の危機!たかのてるこの痛快ハチャメチャ紀行エッセイ、ヨーロッパ&サハラ砂漠編。
この作品は「モロッコで断食(上)リビドー・ウォーズ編」を改題し、文庫化したものです。
目次
EUROPE(またしても、旅立つまで ホールドアップ・ド・パリ ドゥ・ザ・ライト・観光(正しい観光をしろ)
スローなスキーにしてくれ
素晴らしき哉、誕生日!)
MOROCCO(女はつらいよ リビドー・ウォーズ 偽装カップルツアー 大道芸人とのカンフー対決 7カ月目の浮気 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいまある
54
以前「ガンジス川でバタフライ」に抱腹絶倒したことが忘れられず、たかのてるこさん2冊め。インドから帰った後、ヨーロッパ経由でアフリカに行くことを思いつく。バルセロナで高校の同級生と奇跡の再会。普段着のまま思いつきでスキー。こけたら寒いのに。モロッコでイケメンと恋に落ちるたかのさん。もうめちゃめちゃ切ない。たかのさん、面白いおばちゃんみたいなお姉さんなのに、自分の女性としての魅力に自信が無さ過ぎて、泣く泣く恋を諦める。砂漠で凍死しかけて落ちる恋!私ならスペインでもどこでも追いかける。期待していた笑いは少なめ。2019/01/16
冴子
37
来月モロッコに行くので、読友さんに勧められて読んでみました。若いからできる一人旅。イスラムという閉鎖的な国では、若い女性にはやっぱり危険がいっぱいなんですね。同じイスラムでも国によって違うことは解ってますけどね。私はツアーだしアラカンだから心配はしてないけどね。ミケルとの恋にちゃんとストップをかけられたのは凄いと思った。彼の写真が見たかったなぁ。スペインでの話も詳しく読みたかった。2019/08/25
ジュール リブレ
28
モロッコ編前半。順序が逆転しましたが。。。砂漠での凍死寸前の一泊とか。なんか、実際には経験したい?かどうかですが、面白い紀行文です。むかしの椎名誠のノリに近いものがありますね。2014/12/04
ヒラP@ehon.gohon
23
たかのてるこさんの旅行記は、どれもパワフルで、情熱的で、感動させられます。かなり危なげな体当たりレポートに、手にあせ握りながら楽しませていただきました。他の人には真似できないエンターテイメントです。あっけらかんと自分を笑いに変える、関西系的テクニックには学ぶとこと大です。 (≧▽≦)2021/01/16
shirou
21
うーん、非常に面白かったデス。 なかなかサハラ砂漠を旅しようと思わないでしょう? たかのさんのキャラもよく出てて好きなシリーズです。 一つ欠点を言うのなら、読むと何もかもを捨てて旅に出てしまいたくなる事デス。2016/09/30
-
- 電子書籍
- モテはるねえ蘆屋くん【分冊版】 1 ド…
-
- 電子書籍
- 風の王国22 春の使者 集英社コバルト…