文春文庫<br> 奇譚草子

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文春文庫
奇譚草子

  • 著者名:夢枕獏
  • 価格 ¥468(本体¥426)
  • 文藝春秋(2015/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167528119

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内容説明

恋人の体をまさぐる生霊の手、夜の教室でブランコをする少女、部屋の中にぼうっと立っている、灰色の背広を着た男……読んだあと、思わず振り返って後ろを確認したくなるような20の掌編からなる表題作のほか、仏陀になる前のシッダールタを描いた「異形戦士」「輪廻譚」などバラエティに富んだ短編9篇収録。「ガキの頃から奇妙な話が好き」な夢枕さんが、虚実ないまぜて読者の恐怖心を刺激します!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

★YUKA★

22
色んなテイストの短編集で楽しめました。筆者の本は、陰陽師シリーズしか読んだことがなかったので、なかなか新鮮な感じでした!怖い話好きなので、ちょっと物足りなかったかな~2014/05/18

猫ぴょん

14
短編集。びっくりするくらい怖いくはないけど後からジワジワ来るのがいくつか。小学校の話がゾクリ。 2017/06/26

胡蝶

12
ふと、頭に浮かんだのは遠野物語。現代版遠野物語^_^昭和の出版ということで全然現代ではないけど、人から伝え聞いた不思議でゾッとする話が詰まった一冊。何気無く読んで、でも夜一人になったときふと、怖さが心をざわつかせました。2014/04/14

琴華

11
大昔の夏休みに祖父母の家に行った時に暇つぶしに読んで「おいでおいでの手と人形の話」が一番怖かった事を思い出しました。なぜなら、欄間があったから。暑い中、駅で電車を待っている時にゾワゾワと首筋に鳥肌が…。まさしく!こういう怖い物が読みたかった!読んでいる瞬間は楽しいけど、自分の部屋で1人の時にふと思い出して背後を確認したくなる事請け合いです。後半は普通(?)の短編集。「異形戦士」をよんで「涅槃の王」と「月の王」を読み返したくなりました。2014/08/23

マサ

10
短いお話がいっぱいで読みやすい。怖い話は苦手だが、でも次を読んでしまうのです。後半の話の中には好きな雰囲気のものが多かった。特に「暗い優しいあな」とか「ヒトニタケ」などは普段感じることのないあやしい世界で。2018/12/02

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