内容説明
あの傑作テレビドラマ「新選組血風録」「燃えよ剣」の脚本家が遺した幻の長編小説。
あの感動が、激動の九ケ月を真摯にみつめる、誠実な筆致の中に今、再び蘇る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やまさん
9
激動の慶応四年、余りにもろく崩壊した徳川幕府とそれに準じた新撰組を通して見た幕末という時代の記録小説。新選組、なかでも土方歳三ファンの私にとっては魅力ある一冊でした。私自身徳川御三家の一つの紀州・和歌山で生まれ育ち、その娘が結婚した方のご両親の出身が徳川と運命を共にした会津。「これも何かの縁」かと思いましたが、その娘が生んだ孫の名前の一字に徳川の「葵」が・・因みに娘は理系女子で歴史には全く興味なし!これって歴史のロマンか紀州に生まれた性でしょうか?2026/02/27
rei
5
タイトル通り『慶応四年』の新選組を描いている。1月から時系列で。新選組を中心にしてはいるが慶応四年の激動の世も同じく時系列で描かれているのが特徴的だ。エピソードが日付ごとで語られるから、鳥羽伏見後ばらばらになっていく新選組の面々、旧幕臣たち、新政府とそれぞれの動きの同時進行している状況がわかりやすかった。偏りがあまりなく、ほどよい距離の目線から、でもしっかりと彼らに思い入れを抱いて語られている感じだった。2014/05/11
さくら
3
初読みの作家さん。慶応4年といえば戊辰戦争が起こった年。時系列で描かれていてわかりやすかった。新選組が好きなわたしは瓦解に向かうこの時期の話はすきじゃないけど読んでしまった。。やっぱり切ない。。2016/09/20
ゆずこまめ
2
鳥羽伏見から元号が明治に変わる辺りまで。土方さんがどんどん・・・何というか、俗気が抜けていって、このままいったら悟りを開いてしまうんじゃ?と思ってしまうほど。読んでいて、著者の新選組への穏やかな好意が感じられました。熱すぎなくて読みやすいと思います。しみじみ、じいんと来ました。2011/06/21
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