内容説明
ショパンコンクール3位入賞(1990年)後、東京とパリを拠点に各地で演奏活動を繰り広げ、幅広いレパートリーにわたるレコーディングに加えて、最近では教育者・作曲家としても積極的に活動を行っている横山幸雄が、音楽やピアノに関するあらゆる疑問・悩みに答えます。ピアノ音楽誌「ショパン」の5年間の連載から厳選し、さらに100項目にも及ぶ書き下ろしを加えた渾身の力作。
自分の心の中にあるイメージに近い演奏をするために、より効率的に合理的に、そして楽しく練習するために、もっとピアノが、音楽が好きになるために……ピアノを勉強している人にとっても、趣味で音楽を聴く人にとっても楽しめる内容です。
目次
1 ピアノの楽しみ(ピアノの魅力とは?;ピアノ演奏の喜びとは? ほか)
2 学ぶ・教える(ピアノを学ぶ上で大切なこと;レッスンを受けるときに気をつけること ほか)
3 ピアノ練習法(理想のピアノ勉強法;毎日少しずつ練習orまとめて練習? ほか)
4 テクニック(理想的な姿勢とは?;肩の余分な力を抜くには? ほか)
5 ペダルの秘訣(いつペダルを踏む?;ペダルの深さ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴよぴよ
3
新しい曲を弾く前に、楽譜と向き合いイメージする。というのがためになった。2013/04/04
Sachi
2
色々と示唆に富んでいてまた読み返したいです。2018/03/08
tae
0
前半は当たり前のことが書かれている。4、5章のテクニック関連は参考になることも多い。こういった本は子供にピアノを習わせている親が読んでおくべきなのではないかと思う。
かずら
0
資料。ピアニストははなやかな職業のイメージがあるけれども、彼らが何を考えて何に悩んでいるかは、あまりクローズアップされない。私はそのあたりのことが知りたかったので参考になった。ただけっこうあいまいな回答がある。「人それぞれ」というのはわかるのだけれど、それは置いておいても著者の見解を詳しく聞きたかったかな。2013/03/19
いっこく
0
練習の際には自分の音をちゃんと聴こうと思いました。ま、多くのアンサーは煙に巻かれた感が否めないけど、、、。2011/02/27