内容説明
陰守マモルは16歳。ルックスダメ! 勉強ダメ! 運動ダメ! のダメダメ三銃士の高校生。グルグル眼鏡とぼさぼさ頭がトレードマークだ。しかし、その正体は、人知れずお隣の紺若家を守る忍者一家の長男なのだ。幼なじみで紺若家の長女・ゆうなが危機にさらされると、ビシッと忍装束で、守っちゃう! 紺若家が危機にさらされると、陰守家も一家総出で守っちゃう! しかも、密かに守っちゃう! それが陰守家に400年も伝わる掟なのだから。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロック
5
戦国時代のとある殿様が好物だったコンニャク、「美味しいから絶対絶やすな」という命令を受けた忍者たちはコンニャク屋を400年過ぎた現代までお隣で陰から見守り続けていた。コンニャク屋の亭主は主人公の父が奥さんは母が、そして主人公マモルは幼馴染のヒロインゆうなを陰から守っていたという物語。今読むとそれなりに古く時事ネタもあるので厳しいかもしれないけど、このノリがこの頃めっちゃ流行ってたなと思いだした。言ってしまえばバカな作品なのだけど考える必要のない作品なので気軽に読めるのでしょうもないけど面白かった。2021/09/17
考えない人
1
冴えない感じの高校生、陰守マモルは実は凄腕の忍者。先祖代々伝わる掟に従い、お隣の紺若家の長女ゆうなを人知れず守っている。生まれつき不運を呼び寄せてしまう体質のゆうなには、ヤンキーにからまれたり、偶然麻薬取引の現場を目撃して命を狙われたりと厄介事が絶えない。天然な性格のゆうなは自分が危険にさらされていることにも気づかずにのほほんと暮らしているが、そんな彼女の日常を守るため、マモルは得意の忍法を駆使して陰で奮闘する。ゆうなの天然発言が時々クスッと笑えた。マスコット的存在の忍犬、ぶる丸がかわいかった。2020/07/19
ヨシツネ
1
こういうのでいいの2018/05/03
ルイルカ
1
正にライトノベルってかんじ。この人のはじめて読んだや2010/08/24
左京大夫
0
時代を感じさせる一冊でした。中高生の頃はラノベといえばこんな感じだった。内容は可もなく不可もなく、といったところ。最近のラノベ読みには合わないかもしれません。2016/07/18