内容説明
王国軍に捕らえられたパシフィカ。なんとそこには、彼女の未だ見ぬ母も捕らえられていた。互いにそうとは知らず対面を果たす二人。だが、運命は二人を引き裂く。絶好調のハートフルファンタジー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
またれよ
1
妹も世界も救うことを誓うシャノン。生きたいと願うパシフィカ。誰かに決められたことでも運命でもなく、自分の意志を確信する過程はそれまでの経緯があったからこそ深く訴えかけるものがあります。2010/03/07
永山祐介
1
パシフィカが記憶を取り戻すまでのお話であり、人間たちから秩序守護者たちへの反逆の一矢のお話であり、そして今まで欠片も出てこなかった彼女のお話でしたね。2003/07/24
えーてる
0
いろいろなピースがピシッとはまっていく。囚われのパシフィカは母親する。パシフィカの記憶は戻っていなかったし、母親も自分がそうであると名乗ることはなかったのだけれど。その事実を知ることなく、パシフィカは母親の最期とを看取ることになる。シャノンは唐突にアーフィと合一を遂げる。さんざんわだかまったから、もういいだろう、という感じで。決戦前夜のようなシーンを踏まえて、いよいよ最終巻へ。2017/08/09
K-Wing
0
母の愛で感じ取ったのか、最後の望みを投影したのかはわからないけど強いな。 2015/11/23
さぶお
0
この巻と次の巻続けて読んだから切れ目を覚えてない……。たぶん、教会かなぁ……。2011/10/08