内容説明
王女ナディアの運命は動かしがたいものだった。タミール王国君主シーク・アーメドの長女として王室顧問で封建的な男性バトラス・ダビールと政略結婚をする。それが国の繁栄のためであり、王族の生き方なのだ。彼女にとって唯一の慰めは、芸術活動と孤児院への訪問だけだった。ある日ナディアは、イギリスの外交官ゲージ・ウェストンと思いがけず親しくなる。自由な考え方で女性を敬い、ナディアの孤独に深い理解を示す彼に婚約者がいる身でありながら彼女は惹かれずにはいられなかった。彼が実は国際的なスパイで、国家間の陰謀をあきらかにするため王女である彼女を罠にかけようとしているとも知らずに……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
王家の恋シリーズ。このシリーズどの作家も今一つです。こちらも他の作品にも登場する三姉妹の長女で、胡散臭い父親の側近と父の見立てで婚約。妹達に再三忠告されても過去の亡くなった恋人を忘れられず、愛のない結婚をすると言い張ってたのに、実際は自由を求めて召使と入れ替わったり、芸術の道を諦めていなかったりと、自由奔放で王家に生まれた不満を何度も口にしている割には庶民から見ればいい生活をしてるヒロインでした。ヒーローは公爵という身分を普段は隠してるんだけど、スパイにならなくてもいいのでは???シリーズ全体が設定ミス2018/03/07
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